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小倉 智子

努力は嘘をつく、でも努力は無駄ではない、んですってね

2020年02月11日

こんにちは
 
今回のタイトルはフィギュアスケートの羽生結弦さんの言葉だそうですが、
すみません、
私は野球解説者の達川さんが、
羽生さんがそう言ってた、と聞いて初めて知りました
 
よく不妊治療をされている方には、
生殖は努力が報われるわけではないので、
辛いですよね、という話をします。
どんなに体調管理をしても、医師の指示通りにしても、心を穏やかに過ごしても、
受精しない、着床しない、陽性反応でない、胎嚢見えない、出産までに至らない・・・
など、
たくさんの悲しみを伴う結果が出ます。
 
自分の体なのに、思い通りに行かない、コントロールのきかない状況、
しかも、自分一人だけでは成し遂げられない子供の出産は
本当に複雑で、
何をもって努力、というのかも、わからなくなりますよね・・・
 
でも、羽生さんの言葉は、
世界は違いますが、
そうか、努力は嘘をつかない、と私は勝手に思ってましたが、
嘘をつくんだ!
という新発見と、
でも、努力は無駄ではない、という言葉に、
努力は報われない(ことがある)、ということが嘘だったんだ!
という新発見をしました。
勿論、報われない、ということが、嘘をつく、という意味だと思いますが、
報われない、には無駄だった、という意味も含まれると思うので、
この部分ですね、
それは違うんだ!と気付かされたのは。
(でも、羽生さんは努力の正解を見つけることが大切ともおっしゃってるので、
そこはまたの機会に書いてみます~)
 
だから、私も本日から羽生さんの名言をパクらせていただき、
努力は嘘をつくこともある、
でも、無駄にはならない、
 
不妊治療において多くの努力をしたけど、
望んだ結果(赤ちゃんを授かること)が得られなかった・・・
それは努力が報われなかったのではなく、
今回は努力が嘘をついたけれど、ひとつも無駄ではなかった、
と思っていただけたらいいなぁ、
と思います。