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小倉 智子

体外受精で生まれる子どもは約16人に1人、母親の年齢は40歳前後

2020年01月17日

こんにちは。
 
表題のタイトルが、日経のニュースにありました。
そうなんですよね、今や、16人に一人は体外受精(顕微授精を含む)で生まれたお子さん。
小学校のクラスでいえば、一クラスに二人は体外受精で授かったお子さん。
つまり、不妊治療(排卵誘発、人工授精など)を経て授かったお子さんはそれ以上。
でも、クラスを見渡せば
全員、かわいいお子さん。
 
ただ、保護者の年齢は、確かに以前(10年、20年以上前、でしょうか)より、
ばらつきがあるかもしれません。
 
小学校1年生のクラスであれば、
20代の保護者と40代の保護者が一緒にいるのは、
最近ではごく普通になりつつありますが、
40代の保護者、
とくに母親は、やはり女性性もあり、
年齢の違いを意識するようです。
 
それが大人だけの意識ならまだしも、
子供も、無邪気に、○○ちゃんのお母さん、きれいだよね~、とか
○○君のお母さんは一緒にサッカーしてくれるのに、どうしてお母さんはやってくれないの?
とか、
年齢にかかわる比較をしてきます。
これは、確かに辛いこともあるかもしれません。
誰しも若さに魅力を感じますから!
 
そういう、複雑な思いをしながらも、
いつも最後には、自分にとって
子供を授かったことはとても大切なことで、
自分と自分の家族が幸せであることが一番大事なことで、
他の家族と、不必要に比較して疲弊することもないよね、
と思っていただけたらいいな、
と思います。
 
40代になっての、出産育児は厳しいものがあります。
でも、そうなった過程があるわけです。
その過程も、意味があって、大切なものです。
そして、現在、願っていたお子さんを育てることを
他の家庭と過度に比較することなく、
楽しんでいただけたらいいな、と思います。