曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

帰省

2019年07月22日

こんにちは

雨が続いていますね・・・
晴れ間がでれば暑いし
体調管理、すごく大変だと思います。
どうぞ、お気を付けください

さてこの時期は帰省をするとか、しないとかの話題になりませんか?

8月のお盆もありますし、
夏休み、ということもありますし。

ご夫婦のそれぞれの実家が御自宅から離れていれば、
帰省する日程調整も何かと大変かもしれません。

治療中ですと、そういうやりくり、大変ですよね。
クリニックによっては休診日が続いたりしますから、
クリニックの都合と、自分の都合と、夫婦の都合と、帰省先の都合で・・・

そんな思いをして帰省したら、
自分の実家でも、相手の実家でも、
思うところがないですか?

どうして(義)父、(義)母、(義理の)兄弟たち、親戚は、こんなんなんだろう?

普段、一緒に生活していない分、
違和感や理解できない部分が気づきやすいかもしれません。


もし、たまの帰省で気持ちがおちつく、
受け入れられている、
日常から離れた時間と空間にほっとする、
ということであればいいのですが、

そうでない場合は、気持ちが落ち着くどころか
帰省が負担になりますよね・・・

そんな時に思いをはせていただきたいのが、
この家族はどうやってできたんだろう、ということ。
父や母は、その父と母のもとで育って今にいたって。
その祖父母も、それぞれの父母のもとで育った環境があって・・・

以前、ジェノグラム、というものを紹介しましたが、
今同じ時間をすごしている家族、親族も、
そこにいたるまでの長~い、つながり、
ファミリーツリー、っていうものですが、
あります。

そういう、家族(自分の、パートナーの)の
ルーツ、のようなことを考えると、
目の前で違和感を感じる家族の言動も、
なんとなく納得したり、
理解できなくはない、となったり。

そして、それが自分の生殖物語につながっている・・・
これからの、自分の治療を含めた人生について
考えるヒントになるかもしれません