曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

儀式

2019年04月30日

こんにちは
 
いよいよ平成から令和になろうとしていますね。
 
年末年始のようなカウントダウンイベントもあるようですが、
それも含め、
人間にとって色々な節目での儀式、
は大切なもののような気がします。
 
食べるか、食べられるか、の生き物と違って、
脳がとても成長した人間にとって、
生きる意味がただ、
生き抜く、
子孫を残す、
だけでなくなりました。
 
生きる意味を
引き継ぐ、
見つける、
再確認するために、
儀式は必要なのだと思います。
 
儀式となると大げさですが、
節目、となれば日常でもあることで、
日本では節句がありますので、
節分も、お彼岸も、立春もあれば、
カレンダー通りの
年度も、年末年始も
色々ありますよね。
 
不妊治療をしていると、
そういう節目が、うっとおしいこともありますが、
気持ちの節目にすることもできます。
たとえば、助成金が今年度で終わりになる、
とか、
今年いっぱいで治療は終えると、夫婦で決めているとか・・・
 
なかなか自分で節目をつけるのは難しいのですが、
心の整理に有効な時もあります。
 
もし、節目をつける、
たとえば治療を終える、
というようなことがある場合、
「儀式」をおこなってもいいかもしれません。
これまで、本当に良く頑張ったね、
と夫婦で確認し、
再出発をするために
神社、お寺参りでもいいですし、
お気に入りのレストランで食事をしてもいいし、
何か、購入するなど、
自分たちの人生に「意味付け」をするための儀式、
あってもいいかもしれません。