曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

診察時間

2016年08月30日

みなさま、こんにちは!

台風の影響はいかがですか?

私の住んでいる地域では、
今日は絶対暴風雨で出かけられないに違いない!
と先週から予告され続けていましたが、
実際は雨がざっと降って、
その後はぱらぱらっと。
夜になって風が強いのですが。

まあ、予告通りでないのは
よかった半面、ちょっと緊張がゆるみ、
だらっとした一日を過ごしてしまいました。

こういう先が見えないこと、
時間が読めないこと、
不妊治療中はよくありますよね?

実は今日は以前も書いたがん生殖の仕事予定でしたが、
この台風予告で控えてしまいました。

でも、以前がん生殖の仕事で訪ねた病院は
最新の、とてもきれいな病院でしたが、
やはりどうしても予約時間と、
実際の診察時間にずれはあり。。。

診察を含めたすべての作業が終了するまでは3時間くらいかかってました。
他でも5時間かかったともききましたし。

不妊治療では
予約時間が設定されているにも関わらず、
その時間の診察がなされることはほぼない、
という状況に
多くの方が我慢せざるを得ない状況ですよね。

ましてやがんと診断された方は
時間の重みが違ってくると思います。
そう思うと、
この診察の待ち時間、
どう過ごせたらちょっとでも楽になるかと考えてしまいます。

勿論、病院側に改善を求めることもできますが、
自分の考え方、感じ方を変えたほうが
早い場合もあります。

この待ち時間、本が好きな人は読書の時間、
音楽が好きな人は音楽の時間、
ネット検察したい人はその時間、
とうまく使っていると思いますが、
いつもそういう気分にはなりませんよね。

ふと、
私こんなところでいつまでも座って何をしているんだろう、
とわからなくなることもあると思います。
でも、それでいいと思います。

一番、きついと思うのは、
なんでこんなに待たせるの!
と病院側に怒りを強く感じ、
怒りを感じながらもそこしかないから通い続けること。

もしくは、
待っているのは私だけじゃない、
みんなも待っているから私も我慢しなきゃ、
とひたすら我慢しながら通い続けること。

多少の怒りや我慢は覚悟しないといけないでしょう。
でも、それがぎりぎりまでいってしまうと、
治療がうまくいければ「報われた」となるかもしれませんが、
うまくいかなかった場合の
感情が倍増される可能性があります。

待ち時間一つですが、
うまく病院、クリニックとつきあえることも大事です。