曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

三角関係

2016年08月07日

みなさま、
こんにちは!

今日も暑かったですね!
暑いし、日曜だし、
あまり出かけたくはなかったのですが
(混むので)

なんだか台風が来る台風
ということで、
やっぱり出かけてしまいました。

そこで聞いた以下のやりとり。

観光地ですが、
一息つけるような場所にて。

屋外だったので、
暑いのですが、
陰もあり、
風もほどよく
心地のいい感じの昼下がり。

そこでのんびんりしていると。。。。

「なんでお酒飲んでいるのよ!」

「え?」

「飲まないって約束だったのに!
誰が運転するのよ!」

「花子ちゃん(仮名)、
パパはお酒飲まないって言ったのに
嘘ついてるよね!」

(花子ちゃん)「パパ、いつも花子に
嘘ついちゃダメ、って言っているのに
パパが嘘ついている~」

パパ「そうだね。。。ごめんね、花子ちゃん、許してくれる?」

「本当はこんな暑い日に混んでいる中、来たくなかったのに
あなたがお酒飲まないからっていうから来たのに。
ねえ?花子ちゃん、もうこんなパパ、嫌だよね?」

「いやだ~、嘘つくパパ、嫌だ~」

パパ「本当にごめんね、花子ちゃん、もう嘘つかないから」


この会話を
私の想像でつなぎあわせると・・・

おそらく
暑い日曜日、
奥さんは家でのんびりしたい、
というか、
だんなさんにお子さんをみてもらい、
ゆっくりしたい、
でも、
旦那さんはせっかくのお天気だし、
でかけたい?

なので、
ちゃんとお酒を飲まずに運転するので、
でかけようよ、
と奥さんを説得しました、

が、
あまりにも心地のよい昼下がり、
目の前にはおいしそうなアルコールメニュー、
(私も飲むので、その時の気持ちはわかります)

きっとこっそり
奥さんとお子さんがいない間に
飲んでしまった

が、
見事に見つかってしまった
(車のことは考えなかったのかな、と思いますが)

でも、
問題はそこではなく
(いや、問題かも)

その会話です。

見事な三角関係。

お子さんを通して
夫婦の会話が成り立っている。

旦那さんは立場がないとはいえ、
奥さんには
言葉を発していません。

でも、
そのことに奥さんは
気づかず、
会話を続けている、
でも、
お子さんを通して
本音を言っている。。。

お子さんがいる家庭では
このような三角関係は
成り立ちやすいです。

そのほうがうまくいくことが多いから。

でも
それが健全とは言えないこともあるのです。

上記の場合、
もし、
日常的に
このような会話があると、
お子さんは
自分が両親のパイプであることに
気づき、
両親を仲良くさせるために、
大奮闘します。
それがお子さんの成長に
影響を、
下手をすれば
良い子でいなけれないけない、
という
強い影響を与えることもあり、
難しいのです。

お子さんのいないご夫婦の場合、
この三角関係が
ないので、
対角関係になりますよね。

その分、
きちんと話す機会があります。

不妊を経てお子さんを授かった場合、
以前は
夫婦で
きちんと話せていたのが、
この三角関係を
築くことで
夫婦で直接の会話が
なくなっているかもしれません。

それが悪い、
というわけではありませんが、
改めて
感じてみるのは大事かと思います。

そして、
もしお子さんのいない人生を歩もうとされているのなら、
このような
三角関係な会話はないかもしれません。

でも、
夫婦で対角の、対等の会話が自然とできるのなら、
それは夫婦にとっては
とても素敵なことです。

やはり
伝えたい事は
直接
相手に
しっかりと言葉で伝えれば、
お互いの理解が
深まります。