曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

イチロー

2016年03月18日

みなさま、
こんにちは、小倉です。

昨日は暖かかったですね。
春の始まり、という感じでしょうか。
花粉も元気いっぱいのようですが。

さて、今日は

このところの連載の思考パターンの・・・・

ではなく、

メジャーリーグで活躍する

イチロー選手

が語ったことについて。

先日(というか昨日)TVでイチロー選手が自身の考え方を
たくさん話していたのですが、

その中で、

情報がたくさんあればその分近道になるのでは?

という問いがあって、

イチロー選手は

そんなものはない、

遠回りが近道、

と話していました。

ちょっと詳細は忘れましたが、

つまり、

情報がたくさんあって、
その分、到達したいところに
無駄なく、
行けたとしても、
果たしてそれが本当に
到達したいところかどうか、
失敗や、
思い通りにいかないことを
経験していないと
わからない、

だから遠回りのようでも、
自分で経験して
自分で考えて、
それで
やっと自分の到達したいことろに
来れば、
そればベストだし、
それが一番の近道、

と言いたかった、

のではないかなあ。。。

と思います。

不妊治療でも情報がたくさんありますよね!
ほんとに!

その中でたくさんあればあるほどいいわけではないし、
逆に迷うし、
自分にとってどの情報がいいのかわからないし。

だからだれかに必要な情報だけ
教えてもらって、
その通りにしてみたら
うまくいった、

たとえば初めていった病院で
すぐに体外受精をすすめられ、
最初の体外受精で授かったとしたら、
なんという近道でしょう!

でも、

この方、

こんなに簡単にできるのなら

二人目もすぐにできる、

と思ったら全然できない。
どうして二人目が全然できないの?

苦しむことがあります。

あるいは。

こんなにすぐに授かったのなら、
本当は体外受精でなくても
妊娠できたのではないか?

他の人はタイミングからやっているのに、
自分はいきなり体外受精してしまった、

何か
違和感を感じる、

という人も実はいらっしゃいます。

だから。

どんなに情報がたくさんあっても、
あるいは
この情報があなたにいいよ、
と言われても、

自分で考えないといけないし、
自分で経験しないといけない。

うまくいかなかった、
としても
それは失敗のようで、
実はそうではなかったり。

失敗を知ったから
自分の正解がわかる

ということなんだろうな、
と思います。