曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

老後

2015年09月26日

こんにちは!
心理士の小倉です。

SW→シルバーウィークも終わり、
普通の週末を迎えますね。

SWはその名のように、
敬老の日もありましたし、
老いについて考える機会になったかもしれません。

よくカウンセリングでも、
子供がいなければ、
あとは老後だけだ、
先が見えてしまう絶望感、
または、子供がいなければ
夫に先立たれ、私は誰にも気づかれずに孤独死する、
と悲観したり、
お墓は誰も守ってくれない、
などなど、
老後の、主に悲観的な話を伺っています。

確かに今、不妊で苦しんでいる方が
明るい老後がある、
とはとても想像できないでしょう。
だって、子供がいて
初めて明るい未来が描けるのですから。

でも、現実には今子供はいない状況。
さらに、立て続けに有名人が
がんの手術をされたり、亡くなったり。
寿命をまっとうできればいいけど、
そうでない可能性もあることを
改めて知らされた1週間ではないでしょうか?

そうなると、もちろん未来への準備も大事ですが、
やはり
今を生きる、
ことが一番自分らしく生きられることに
なるのではないかと思います。

今を生きる、
自分らしく生きる、
後悔なく生きる、
そのためには過去の自分を参考にすると同時に
未来の自分を描きながら、
今一番自分が「これ」と思うことを選ぶことだと思います。

自分のことなのに、
とても難しいことではありますが、
人生は一度きりしかないのは
公平、平等なことなので、
やっぱり自分らしく
生きていくことができれば
いいなあ、と思います。