曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

笑い

2015年09月25日

こんにちは!
心理士の小倉です。

シルバーウィークはお天気もよかったようで、
楽しく過ごされた方も
多いかと思います。

一方で治療中の方や
思うようにいかない日々を
過ごされている方々には
楽しそうにしている人たちを
羨んだり、腹立たしく思ったりしているかもしれません。

でもそれは自然な気持ちです。
自分が辛いときに
幸せそうにしている人たちをみても、
幸せそうでよかった!、と、
その人たちのために喜ぶことはできないでしょう。

とはいえ、
やっぱり他人をうらやましがる自分が嫌になって
自己嫌悪、という気持ちになる方も
います。
優しい方に多いのですが、
その優しさが自身を傷つけることがあるようです。
そんなとき、
笑い、を見つけてみませんか?

たとえば・・・
小学校の先生をしているAさん、
子供を相手にしているのに、
自分に子供はいなくて、
これで先生が務まるのだろうか、
という思いもあります。
でも、あるとき、ふっと、
生徒たちはどんなにトラブルがあっても下校時になれば帰ってくれる、
ありがたい!自分の子供だったらそうはいかないわ、
と思わず笑みがでたそうです。

または・・・
夫の喫煙に困っているBさん、
喫煙はよくないとさんざん聞いているので、
とても心配していた時に
「ヤンキーは10代からたばこを吸っていても
子だくさんじゃない!」と言われたことで
確かに!
と笑えた、ということです。

笑いは解決とはなりませんが、
考えてもどうにもならないことには、
ある程度、息抜きのような役目をしてくれると思います。

とはいえ、自分一人でいきなり笑いを
見つけるのは難しいのですが、
笑いをみつけてみようかな、
と思うだけでも、
これまでの考え方が
少し、変わるかもしれません。