編集長コラム

細川 忠宏

笑う門には福来る!

2026年01月05日

新しい年を迎え、気持ちもあらたに思うのは、自分の意思や思いを大切にし、自分たちでコントロール出来ることに集中することが、とても大切だということです。

雨が降り出したら、そのことを嘆いても詮ないことで、傘をさすしかありませんからね。

どんな時、どんな状況でも自分で出来ること、たとえば、笑うこと。

これ、100%自分でコントロールできます。

そうすると、そこからどんどんプラスのスパイラルが生み出されることが、これまでの多くの研究で明らかになっています。

具体的には、よく笑うと免疫力が高まりますが、それだけではありません。

よく笑うと、脳が活性化し、肯定的な思考になります。
よく笑うと、気分も明るくなって、悩みにくくなります。
よく笑うと、自分だけでなく、周囲も明るくなります。
よく笑うと、人生が楽しくなります。
よく笑うと、幸福感が大きくなります。

まさに笑いのポジティブなスパイラルです。

凄い効能ですが、特筆すべきことは、◯◯だからよく笑えるのではなく、よく笑うから◯◯になるということ、この順番です。

人生を幸せに感じている人はそうでない人に比べて長生きであることも検証されていますが、よく笑うと妊娠することに有利になるという研究報告までなされているのです。

たとえば、笑うことで食後の血糖値の上昇が抑えられ、反対に怒りは血糖値を上昇させます。

高血糖、そのものが卵子にダメージを与え、質を低下させますが、長期に渡るとAGEs(終末糖化産物)が形成され、卵巣機能や子宮内膜の着床能の低下を招くことが知られています。

また、体外受精の胚移植後に15分間のコメディアンのコントをみて笑うことでその後の妊娠率が高まったというイスラエルの研究報告もあります。

イスラエルのAssaf Harofeh Medical Centerの研究チームは、体外受精を受けている約200名の女性を2つのグループに分けて、一方のグループには胚移植後に簡単なコントで患者の笑いをとり、もう一方のグループには通常の胚移植を実施したところ、コントをみたグループの女性の妊娠率は36.4%、そうでないグループは20.2%だったというのです。

胚移植後にリラックスすることで、ストレスが緩和され、妊娠の確率を高めるのではないかとしています。

笑うことの効能は、おそるべし!です。

なに一つ、マイナスなことはありません。

今年は、とにかく、よく笑いましょう!

繰り返しますが、いいことがあったから笑えるのではなく、笑うからいいことがおこるのです。

そう考えると、大切なことは、普段の生活のなかで、嬉しいこと、楽しいことを積極的につくりだしたり、みつけたりすることかもしれませんね。