タイミング法による妊娠の可能性はないのでしょうか?

30〜35歳

Questionご質問・ご相談内容

タイミング法による妊娠の可能性はないのでしょうか?

年齢的な事もあり、1日でも早く子供が欲しいのでよろしくお願いいたします。

不妊治療を始めたばかりなのですが、4日前、3日前、2日前と卵胞検査で順調にいき、20mmになったのでhcgの注射をして、次の日にタイミングを取るように言われて帰りました。

タイミングを取り今日フーナー検査をしたのですが、ダンナ側に問題は無く、頚管粘液に粘りがあるため、精子が子宮までたどり着けない、と言われました。

クラミジアの検査も異常なく訳が解らず...。

その後先生に人工授精を薦められたのですが、もうタイミングはダメでしょうか?
また結局今回は妊娠していないと言う事でいいのでしょうか?

あまりに辛くて何も聞けずに帰ってきたのでよろしくお願いいたします。

排卵日に粘液に粘りがある原因も教えて頂ければありがたいです。

お名前:よのてぃん  性別:女性  年齢:35
結婚歴:1年  不妊期間:0年6ヶ月  不妊治療期間:0年1ヶ月
これまでに受けた検査:ホルモン検査/フーナーテスト  これまでに受けた治療:タイミング指導

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

ヒューナーテストは性交後の頸管粘液を採取し、精子の状態を顕微鏡で調べる検査です。ただし、正常であるにもかかわらず、異常な結果が出ることは珍しくない検査でもあります。

その原因として最も多いのは検査のタイミングのズレです。

頸管粘液は、エストロゲンやプロゲステロンの影響を受けてその量や質が変化し、排卵期のみ精子を受け入れやすい状態になります。粘液の硬さは、排卵日の2、3日前までが硬く、粘稠性ですが、排卵日になると水のようになります。

一方、hcg注射後はだいたい36時間後に排卵すると言われていますが、注射のタイミングや個人差もあり、必ず、36時間後に排卵が起こるとは限りません。

ですから、採取のタイミングが多少早かった可能性があります。

このような理由で、ヒューナーテストが不良だった場合には、何回か再検査を繰り返し、1回でも良好な結果が出れば問題なしと判断します。

また、検査のタイミングに関係なく頸管粘液が不良であれば、その原因として最も頻度の高いのは排卵誘発剤クロミフェンの副作用です。
対策としては、クロミフェンの服用を中止するか、人工授精にステップアップします。

もしも、頸管粘液に異常がなければ自然妊娠の可能性は十分にあります。

ヒューナーテストの実施は妊娠の妨げにはなりませんので、ヒューナーテストを実施した周期でも妊娠の可能性があります。

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