不妊
  HOME Q&Aトップ》》2008/08/05/01

治療を受けることや治療方針に疑問を感じています

■2008/8/5 アップ

■テーマ:不妊治療に行き詰まりを感じる

 
 

▼お名前
K.N

▼性別
女性

▼年齢
34

▼ご質問・ご相談内容
二人目妊娠希望です。

一人目は、そろそろ子供が欲しいかな〜と思った時に、
(現在とは違う病院にて)一回のタイミング指導で妊娠。
「何だすぐできるんだ!」と思ってしまい、
二人目が欲しいと思い始めてなかなか授からないことに不安と焦りを感じはじめ、
昨年11月から自分なりに排卵検査薬を使いタイミングを取っています。

ただ、排卵日付近に1度性交渉をもつのみで妊娠にはいたらず、
今年3月から病院でタイミング指導を受けています。
5月に一度だけクロミッド・排卵誘発剤の注射をしましたが失敗。
それどころか、内膜が少し薄くなった様で(先生ははっきりおっしゃらなく)、
その間に受けた血液検査で何かの数値が低く(詳しくわかりません)、
ホルモン治療をしましょうとのことで、
7月から2ヶ月間プレマリンとデュファストンを服用するのですが、
ここで、7月の基礎体温が生理(7月11〜16日)からずっと低温期のままです。
(排卵検査薬では7月24・25日にくっきり陽性がでるものの)

今まで、陽性後は必ず体温が上昇していたので、このようなことは初めてです。
薬の影響があるのでしょうか?

また、8月も同じような(低体温が続く)状況なら・・・と飲み続けるべきか悩んでいます。

治療方針にも少し疑問があり、
一度止めて、このまま少し自分なりに、性交渉の回数を増やしたり、
基礎体温・排卵検査薬等でやってみようかとも考えています。

自分が不妊なのか?も分かりません

ご回答の程、宜しくお願い致します。

▼結婚歴
5 年

▼避妊期間
年 0 ヶ月

▼不妊期間
* 年 8 ヶ月

▼結婚後これまでの経過を簡単にお書きください。
結婚後、共働きで1年経った頃くらいに子供が欲しいと思い始め、
たまたま、産婦人科に行く機会も兼ねてタイミングをみてもらった月に妊娠。
妊娠後期に仕事も辞め、現在は専業主婦で今年からは本格的に第二子を計画中。

▼基礎体温表はつけておられますか?
はい

▼※つけておられればどのような推移を示しておられるか簡単に教えて下さい。
低温期と高温期にきっちり分かれているものの、低温期が少し長く、高温期が短め(9日〜12日)

生理周期は30〜32日です。

▼結婚後、お仕事はされていますか?
いいえ

▼不妊治療は受けておられますか?
はい

▼不妊治療期間は?
年 4 ケ月

▼今までどのような検査を受けられましたか?
ホルモン検査
子宮卵管造影
子宮内膜検査

▼今までどのような治療を受けられましたか?
タイミング指導
ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)
ホルモン療法(HMG・HCG等の注射)

▼その他、気になられること、ご要望等ありましたら、なんでもお書きください。
今回は、自分自身不妊治療があだになってるように思えて仕方ありません。

不妊治療が、
不妊を招く(気持ちの問題や本来持っている生殖機能の力を失わせてしまったり・・)というような事は
あるのでしょうか?

主人は、とても協力的で精神的な支えにもなってくれていますが、
薬を使っての不妊にはあまりいい顔をしません。

 
 

【回答者】 妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

まずは、何をもって不妊症というのかを正しく理解しておきたいですね。

お子さんを望んでいるにもかかわらず、
つまり、避妊しないで、定期的に夫婦生活をもっているにもかかわらず、
1年から2年たっても授からない場合を不妊症と定義されています。

それは、1周期あたりの妊娠率は20%少しとされていますので、
だいたい、1年から2年たてば、ほとんどの夫婦が授かる計算になるからです。

KNさんのところは、
そもそも、不妊期間が8ヶ月とのことですから、
一般論としては、不妊でもなんでもないわけです。

もちろん、不妊症でなければ、
不妊治療を受けてはいけないというルールがあるわけではありませんが、
まだまだ、不妊症とは言えない状態で、不妊治療を受ける場合は、
何のために不妊治療を受けるのかを明確にしておくべきだと思います。

でなければ、無駄な治療を受けてしまうことになりかねませんからね。

さて、ご自身もお感じになっていらっしゃるように、
不妊治療に限らず、お薬には副作用はつきものです。

ですから、お薬を使うということは、
たとえ、副作用があったとしても、お薬を使って、治療する必要がある場合なわけで、
お薬を使うかどうかはお薬によるプラス面がマイナス面を上回っているのかどうかということになります。

排卵誘発剤は、自力で排卵できない、もしくは、排卵しづらいといった場合に、
人為的にホルモンを投与することで、自力で排卵できるようにきっかけをつくったり、
排卵をおこさせようとするお薬です。

対症療法です。

また、問題なく、排卵がある場合でも、妊娠の確率を高めるために、
複数の卵子を排卵させるために排卵誘発剤を使うこともあります。

いずれにしても、ホルモン剤は、
身体に合わない場合、間違った使い方をした場合には、
副作用がつきものです。

そのような観点から言いますと、
特に、排卵がないとか、排卵しづらいというようなことがない状況で、
かつ、まだまだ、この先に自然妊娠する可能性も十分にあるKNさんにとって、
副作用のある可能性のある排卵誘発剤を使う必要性はとても低いと言わざるをえません。

治療をいったん休止して、夫婦生活の回数を増やしてみるという選択肢はとても現実的なように思えます。

そうすることはご主人の意向でもあるようです。

おっしゃるように、医源性の不妊、
つまり、不妊治療が原因でより妊娠しづらくなってしまうことは、十分に起こりえることです。

技術は、それが、高度であれば、あるほど、正しく使えば、大きな恩恵を受けられますは、
使い方、付き合い方を間違えれば、反対に、マイナスに働いてしまうリスクが伴うということですね。

 
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