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2回続けて流産して不安でいっぱいです。

■2008/3/26 アップ

■テーマ:流産

 
 

▼お名前
まりも

▼性別
女性

▼年齢
32

▼ご質問・ご相談内容
2年前より不妊治療を始め、昨年11月4回目のAIHで初めて妊娠しました。
心拍も確認され、ほっと安心しみんなに祝福され喜びの絶頂にいるとき、9週で心拍が消え、流産しました。
通院している産婦人科の先生からは、
流産後1回生理がきたら次の妊娠を考えてもいいといわれ、2月末に5回目のAIHを受けました。
そして再び妊娠。
しかし6週で胎のうが確認されず、2回目の流産が確定しました。

このサイトでは流産後は2回生理がきてから、と書いてありますが、
それは早すぎると流産しやすいということでしょうか?
もう自分はママにはなれないのではないかと不安でいっぱいです。

▼結婚歴
4 年

▼避妊期間
0 年 0 ヶ月

▼不妊期間
3 年11ヶ月

▼結婚後これまでの経過を簡単にお書きください。
結婚後いつ妊娠してもよいと思い、
避妊はしていませんでしたが、
なかなか妊娠しないため2年前に不妊治療を始めました。
タイミングを1年、AIH4回目で初めての妊娠をしましたが9週で流産、
5回目のAIHですぐ2回目の妊娠をしましたが、6週で胎のう確認できず流産しました。

▼基礎体温表はつけておられますか?
はい

▼※つけておられればどのような推移を示しておられるか簡単に教えて下さい。
低温期、高温期の二相性になっています

▼結婚後、お仕事はされていますか?
はい

▼不妊治療は受けておられますか?
はい

▼不妊治療期間は?
2 年 0 ヶ月

▼今までどのような検査を受けられましたか?
ホルモン検査
精液検査(ご主人)
子宮卵管造影
フーナーテスト

▼今までどのような治療を受けられましたか?
タイミング指導
ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)
AIH(人工授精)

 
 

【回答者】 妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

せっかくご懐妊されたにもかかわわらず、
2回も、続けて流産されたとのことで、
そのご心労はいかばかりかとお察し申し上げます。

いずれも、人工授精を繰り返し受けられた末に授かられたとのことですので、尚更のことと存じます。

生命の誕生はどのような因果のもとで進むものなのか、全く、恨めしい限りです。

2回も続いたとなれば、どこかに悪いところがあるものと考えてしまうのは当然のことと思います。

ところが、初めての流産、
そして、2回続いた流産のほとんどは、
たまたま、すなわち、偶然に起こっていることなのです。

そのことを数値でみてみましょう。

流産の原因のほとんどのケースは、胎児の染色体異常によるものとされていて、
だいたい、70%くらいと言われています。

流産は全妊娠の約15%におこるとされていますから、
全ての妊娠の10%に胎児の染色体異常があることになります。

この染色体異常は、両親ともに健康であったとしても、偶然に起こるものです。

そして、このたまたま起こる胎児の染色体異常が2回続けておこる確率は1%、
3回続けておこるのは0.1%ということになります。

また、2回続けて流産した夫婦が精密検査を受けて明確な流産の原因がみつかるのは数パーセント、
3続けて流産した場合でも15%程度にしか過ぎません。

本当に悲しいことではあるのですが、
2回続けて流産することは十分にありえることであり、
そして、そのほとんどは、夫婦どちらにも悪いところはないということは言えるわけです。

さて、2回も流産が続いてしまうと、次に妊娠が不安になるのも当然のことと思います。

ところが、これも確率から言えば、それほど心配するには及ばないのです。

今まで2回流産した方が次の妊娠が流産しないで継続する確率は、なんと、75%で、
3回流産した方でも、次の妊娠で出産される確率は55%なんです。

仮に、検査を受けてみて、何らかの原因がみつかったとして、
その原因に対して治療を施せば、この確率はもっと高くなるということです。

ですから、不安が大きいということであれば、検査を受けられるに越したことはありません。

いかがでしょうか?

流産は、自然淘汰であるとはよく言われることです。
それぞれの数値をみれば、それも頷けることですね。

そう考えると、本当に辛い経験をなさったと思いますが、
反対に、この世の生を受けなかったほうがよかった、幸せであったとも言えるかもしれません。
そういう意味では、親孝行なお子さんだったわけです。

ドラスティックな出来事ではありますが、そのように理解できなくもありません。

流産に関しては、さまざまな原因が言われるものです。

妊娠がわかっていなかったときに激しい運動をしたからだとか、
生活習慣について、指摘されることもあります。

ところが、どれもこれも不確かなものです。

バランスのよい食生活や適度な運動、ストレス発散等、健康的な生活を心がけるのは大切ですが、
流産についての本質を正しく認識することがとても大切なことだと思います。