HOME Q&Aトップ》》2008/01/29

もうどうしたらいいのかわからなくなってしまいました・・・

■2008/2/1 アップ

■テーマ:体外受精へのステップアップ

 

▼お名前
ゆめ

▼性別
女性

▼年齢
30

▼ご質問・ご相談内容
不妊治療をはじめて1年と半年になります。
私は黄体機能不全と診断されています。
低温期が長く、お薬や注射の力がないと高温期も安定しません。
これまでタイミング1年、AIH2回を行いましたが、どうしても授かることができません。

親戚の相次ぐ妊娠・出産報告に祝福しなければという思いはあるものの、
幸せいっぱいな親戚の顔をまともにみることができません。
なかなか妊娠に至らない原因はある1つの原因だけではないことが多いと聞きますが、
現在の状況ではホルモンバランスが悪いということしかわかりません。
次のステップとして体外受精という方法があるのですが、私はどうしても踏み切ることができません。
でも、体外受精をやる以外、この状態では希望がもてないんじゃないかと思うようになり、
もうどうしたらいいのかわからなくなってしまいました。

夫は優しく接してくれ、体を気遣ってくれますが、
妊娠できないことについて、こればっかりは俺もどうしようもないからと、
最近はちょっとつきはなされているような感じです。
男の人と女の人の感性の違いもあると思いますが、唯一相談できる存在なので、悲しいです。

よくある愚痴のような書き込みになってしまいました。
ごめんなさい。
でも、先日また生理が始まってしまい、
そのショックで精神的に今あまりよくない状態でいてもたってもいられず、書いてしました。

▼結婚歴
4 年

▼避妊期間
2 年 6ヶ月

▼不妊期間
1年 6ヶ月

▼結婚後これまでの経過を簡単にお書きください。


▼基礎体温表はつけておられますか?
はい

▼※つけておられればどのような推移を示しておられるか簡単に教えて下さい。
低温期が長い(24日位)、
クロミッドを半錠ずつ飲んでいますが(先生のご指導で)、
飲んでいない周期とあまり変化はありません。
排卵は必ずします。

▼結婚後、お仕事はされていますか?
はい

▼不妊治療は受けておられますか?
はい

▼不妊治療期間は?
1 年 6 ケ月

▼今までどのような検査を受けられましたか?
ホルモン検査
精液検査(ご主人)
子宮卵管造影
子宮内膜検査
フーナーテスト

▼今までどのような治療を受けられましたか?
タイミング指導
ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)
ホルモン療法(HMG・HCG等の注射)
AIH(人工授精)

▼その他、気になられること、ご要望等ありましたら、なんでもお書きください。
黄体機能不全だけで妊娠することにこんなに時間(1年半年)はかかるものなのでしょうか?

 

【回答者】 妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

これまで1年半も頑張って治療を続けてきたのに、
授かるのは、そんな自分ではなく、親戚の人ばかりなんて、なんと不条理なことなんでしょう。

素直に喜び、祝福できないのも当然だと思います、どうか、 ご自分を責めないで下さいね。

さて、ゆめさんにとっては、
これまでの1年半の治療で授からなかったことから、
どうしても悲観的になってしまわれるかもしれませんが、
現段階で、体外受精しか妊娠の可能性がないと判断するのは早計です。

それは、卵管には問題ないということ、
そして、タイミング法で1年、経過をみた後、
まだ、 2回しか人工授精を受けてらっしゃらないからです。

あくまでも目安ですが、女性が30代の場合、
1年間妊娠できなくても、2年目には、何もしなくても、50%以上、
場合によってはそれ以上の確率で妊娠に至るという信頼できる研究報告があります。

また、人工授精の妊娠率はそれほど高くはありませんので、
5〜7回くらいまではチャレンジする価値は十分にあるとされています。

黄体機能不全と診断されたとのことですが、
子宮内膜の状態が着床に適した環境に整いにくいことが問題なわけですから、
体外受精を受けても同じことです(体外受精は着床環境を改善する治療ではないという意味で)。

黄体機能不全については、
これまでホルモン治療を受けてこられていますから、
本当に不妊の原因かどうかは疑わしいかもしれません。

ただ、不妊の原因と考えられたものを治療しても、すぐに妊娠に至らないことは、よくあることです。

また、何の問題もなくても周期あたりの妊娠率は20数パーセントですから、巡りあわせの問題もあります。

いずれにしても、すぐに体外受精にステップアップしなくても、
もう少し、今の治療を繰り返すことで、妊娠に至る可能性はありますので、
もうしばらく様子をご覧になられればいかがでしょうか?

ところで、先生は何とおっしゃっているのでしょうか?

不妊治療が悩ましいのは、
授からないことの原因があやふやだったり、
どんな治療を受ければ、どれくらいで授かることが出来るものなのかが分からない、
そのうえ、治療を続けていても、よくなっているという感覚がもてないことかもしれません。

だからこそ、おおまかにでも治療計画を立てること、
そして、どんな治療を、どんな目的で受けるのかを知ることで、
自分たちの納得のいく治療を受けることがとても大切だと思います。

そのためには、先生からいろいろな選択肢を提示してもらうことが必要になってきます。

そして、ご主人とは、
自分たちはどのような方法でお子さんを授かりたいのかについて、
よく話し合い、二人で、自分たちに相応しい答えを出すように努めることが大切だと思います。

どうしても、焦ったり、不安になったりするものでしょうが、
情報や知識が不足していることやご主人と納得いくまで話し合えていないことも、
その一因になっているかもしれません。

少しは頭の中が整理されましたでしょうか?