不妊
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動いている精子が全くいないというのはどういう状態なのですか?

■2007/6/26 アップ

■テーマ:フーナーテスト

 
 

▼お名前
そのみ

▼性別
女性

▼年齢
32

▼ご質問・ご相談内容
不妊治療を始めて、通院4回目です。
超音波検査をし、卵胞の状態から排卵が近いので、
フーナーテストを行ったところ、
精子の数は心配ないが、動いている精子が全くいないという結果でした。
先生からは、
「今日の結果だけで深刻に考える必要は全くないので、 もう一度フーナーテストをしてみましょう。」と
言われました。
精子の数はいるが全く動いていないというのは、どういう状態のことなのでしょうか。
結果から、私と主人にそれぞれにどういう原因が考えられるのか教えてください。
可能性として抗精子抗体の説明も先生からして頂き、
また一度のフーナーテストで判断結果を出せるものではなく、
再度テスト後に精液検査や血液検査も考えていきましょう、とのことなのですが。

▼結婚歴
2 年

▼避妊期間
0 年 ヶ月

▼不妊期間
2 年 ヶ月

▼結婚後これまでの経過を簡単にお書きください。
結婚してから避妊をしていなかったが妊娠せず、1年たったのを機に不妊治療を始めた。

▼基礎体温表はつけておられますか?
はい

▼※つけておられればどのような推移を示しておられるか簡単に教えて下さい。
26日周期、安定している。
高温期と低温期もだいたい確認できる

▼結婚後、お仕事はされていますか?
はい

▼不妊治療は受けておられますか?
はい

▼不妊治療期間は?
0 年 1 ケ月

▼今までどのような検査を受けられましたか?
ホルモン検査
フーナーテスト

▼今までどのような治療を受けられましたか?
タイミング指導

 

【回答者】 妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

子宮頸管は、常に、精子が泳げる(活発に活動できる)状態にはありません。

通常、排卵が近づくと、
卵巣から分泌される卵胞ホルモンの影響で、子宮頸管粘液が分泌されるようになります。
また、粘液の状態も、粘り気のある状態から、
水分の量が増えて、次第に、サラサラな状態に、刻々と変化していきます。

当然、粘液の水分量多く、流動性が高い状態にないと、精子は動くことが出来ません。

ですから、フーナーテストを実施するタイミングによっては、
お互いに何の問題がなくても、粘液中の精子が全く動いていないという結果になるわけです。

もちろん、フーナーテストは、 排卵前に粘液が、
精子を受け入れる状態になっているタイミングを見計らって実施するのですが、
人間の体は機械ではなく、周期によっては、その時期がずれたりするものですから、
そのような結果になることが、往々にして、あります。

このような事情から、
フーナーテストは、実施するたびに、
異なる結果の出る(再現性が低い)検査なので、
アメリカやヨーロッパでは、必ず実施する検査とはされていないほどです。

先生のご説明の通り、抗精子抗体という可能性も否定できませんが、
確率的には、今、ご説明したタイミングの問題である可能性のほうが圧倒的に高いものですから、
『今日の結果だけで深刻に考える必要は全くないので、 もう一度フーナーテストをしてみましょう。』
ということになるのです。

フーナーテストは、何回か検査を実施して、
1回でも、よい結果が出れば問題ないと考えてよいとされています。

 
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