不妊
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フーナーテストが良好でも人工授精を受けるべきでしょうか?

■2007/2/21 アップ

■テーマ:原因不明不妊、フーナーテスト、人工授精

 
 

▼お名前
つりねこ

▼性別
女性

▼年齢
30

▼ご質問・ご相談内容
はじめまして。
私は不妊治療を始めて半年、もうすぐ31歳になります。

夫婦ともにとくに問題はなく、
クロミッドとHCGを用いてタイミング法を6周期続けましたが妊娠できません。

そこで先生には人工授精(卵管内に精子を送り込む方法)を勧められました。
でも、私たちはフーナーテストが良好だったので、人工授精をすべきか悩んでいます。
他の病院の先生に相談したところ、人工授精をおこなっても意味がないといわれました。
このままタイミング法をつづけるか、人工授精をするか、思い切って体外受精をするか悩んでいます。

なにかアドバイスをお願いします。

▼結婚歴
5 年

▼避妊期間
3 年 2 ヶ月

▼不妊期間
1 年 2 ヶ月

▼結婚後これまでの経過を簡単にお書きください。
主人がED気味でセックスレスでした。
1年前頃から症状がましになり、
自己流でタイミングを数周期合わせましたが妊娠できず、半年前から不妊治療をしています。

▼基礎体温表はつけておられますか?
はい

▼※つけておられればどのような推移を示しておられるか簡単に教えて下さい。
薬をのまない状態だと排卵まで20日かかります。
あと、低温から高温に移行するのに3〜5日かかります。

▼結婚後、お仕事はされていますか?
いいえ

▼不妊治療は受けておられますか?
はい

▼不妊治療期間は?
* 年 6 ケ月

▼今までどのような検査を受けられましたか?
ホルモン検査
精液検査(ご主人)
卵管通気・通水
子宮卵管造影

▼今までどのような治療を受けられましたか?
タイミング指導
ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)
ホルモン療法(HMG・HCG等の注射)

 

【回答者】 妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

原因不明不妊で、
フーナーテストも良好で、
半年以上、タイミング指導を受けても授からなかった場合、
果たして、次のステップとして、
人工授精という治療方法をどのように考えるべきか・・・。

医師によっても考え方は異なるようです。

他の病院の先生のように、
フーナーテストが良好であれば、
人工授精は不要と言い切る先生もおられます。

確かに、人工授精は、精子を子宮内に送り込む、
要するに、子宮頸管をバイパスさせる治療方法ですから、
フーナーテストが良好であるということは、
すなわち、 精子が自力で子宮頸管を通って、子宮に到達できている証拠だとすれば、
人工授精は意味がないと考えられるのかもしれません。

ただ、不妊の原因というのはとても複雑で、複合的、かつ、変動的でなものですし、
フーナーテスト自体が、それほど精度の高い検査ではないとうことも考慮に入れると、
原因不明不妊では、フーナーテストが良好であれば、タイミング指導で授からなければ、
不妊原因はピックアップ障害であると決め付けてしまうのも早計なように思います。

実際のところ、フーナーテストが良好なケースで、
半年から、1年のタイミング指導の後、人工授精にステップアップされて、
妊娠されることは、決して、珍しいことではありません。

このことをどう理解すればよいのでしょうか?

もう1つ、治療を受ける側の気持ちの問題があります。

そもそも、大前提として、
原因不明ということは、どんな治療を受ければ、確実に、妊娠できるのか、
誰にも分からないということであり、また、それを知る方法もないということです。

ですから、簡単に言ってしまえば、いろいろやってみるしかないわけです。

ただ、闇雲に治療を受けるわけにはいきませんので、
一般的には、自然に近い方法、
要するに、女性の身体に負担をかけない方法、
お子さんへのリスクが少ない方法、
お金のかからない方法からスタートして、
そして、ある程度の回数を繰り返しても、授からなければ、
その時は、 徐々に治療レベルを上げていきましょうというのが一般的な考え方です。

一般的というのは、やはり、多数の方々に受け入れられているということで、
それは、可能なのであれば、自然に近い方法で授かりたいという願いです。

そういう観点から言えば、
タイミング指導の後に、いきなり体外受精というのは、
気持ち的な抵抗感が拭えない方も多いのかもしれません。

いかがでしょうか?

このことから、フーナーテストが良好でも、
人工授精というステップは全く意味はないわけではないと思います。

ですから、考え方としては、まずは、何を優先するのかです。

具体的には、妊娠率を優先するのか、
もしくは、より自然に近く、負担の少ない方法で授かることを優先するのかです。

前者であれば、体外受精になりますし、
後者であれば、人工授精ということになるでしょう。

もちろん、後者を選択したとしても、
同じ治療を繰り返すことで、
年齢的な要因から、より妊娠しづらくなってしまったり、
排卵誘発剤を使うことで、
卵巣に負担をかけて、より妊娠しづらくなってしまっては、
本末転倒になってしまいかねませんので、
大きな方針を決めたうえで、先生と相談し、ご主人とよく話し合って、
それぞれの状況に応じて臨機応変に判断することが大切です。

 
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