不妊
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もう一度、まずは、病院に行くべきでしょうか?

■2007/1/19 アップ

■テーマ:通院

 
 

▼お名前
ぬい

▼性別
女性

▼年齢
33

▼ご質問・ご相談内容
こんにちは。毎日、拝見させていただいております。
ご多忙とは思いますが、相談にのっていただければ幸いです。

結婚して3年4ヶ月。
当初は仕事の都合上、別居夫婦を半年間しており、
同居後も半年間は避妊生活を送ってましたが、
その後そろそろ子供がほしいと思ったため、
排卵期だと思われるころにおりものもたくさんでるため、
性生活をそのころに集中的におこなう生活を約1年間おくってましたが妊娠しませんでした。
そのため心配になり、今から1年半前に産婦人科で不妊検査をしましたが異常なし。
「半年間様子を見てもし妊娠しなかったらまた受診に来るように・・」と言われましたが、
新しい仕事を始めたので病院には通わず、
基礎体温、市販の排卵検査薬を頼りにタイミングをはかること1年半、未だ妊娠せず。
さすがにもう一度病院に通ってみようかと考えつつも、
また病院で同じ不妊検査を受けるようであれば(実際、もう一度やるようになるのでしょうか?)、
仕事の合間をぬって受診するようになるため負担でもあります。
もちろん、検査が必要ならやりますが。
私としてはタイミングを測った性生活は1年以上もしているので、
すぐにでも人工授精をしてもらいたい気持ちなのですが、
そんな希望は無理でやはりタイミング指導から始まってしまうのでしょうか?
しかし、人工授精の妊娠率は自然妊娠とあまりかわらないと聞きますし、、
病院に通う意味があるのか?・・不安になり嫌になります。
もう一度、まずは病院にいくべきでしょうか?
長々と申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

▼結婚歴
3 年

▼避妊期間
1 年 ヶ月

▼不妊期間
2 年 5 ヶ月

▼結婚後これまでの経過を簡単にお書きください。
子供を望んではいるが、
夫婦生活は排卵期頃に集中して月3〜5回行う程度。
回数を増やすべきなのかもしれないし、
その時期を狙って行うこと自体が問題なのかもしれませんが、
仕事等忙しいため、こういう形でしか行うことができません。

▼基礎体温表はつけておられますか?
はい

▼※つけておられればどのような推移を示しておられるか簡単に教えて下さい。
2相性にわかれている。
低温期36.4〜36.5、高温期36.8前後。周期30〜34日くらい。
排卵期頃はおりものが多く出ており、その頃に排卵検査薬でのピークを迎える。

▼結婚後、お仕事はされていますか?
はい

▼不妊治療は受けておられますか?
いいえ

▼今までどのような検査を受けられましたか?
ホルモン検査
精液検査(ご主人)
子宮卵管造影
子宮内膜検査
フーナーテスト

▼今までどのような治療を受けられましたか?

▼その他、気になられること、ご要望等ありましたら、なんでもお書きください。
検査はすべて異常なし。

 

【回答者】 妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

過去の検査でどこも異常がなかったこと、
そして、やはり、お仕事をもってらっしゃる方にとって、
通院するための時間的なやりくりを考えると、
どうしても治療を受けることの意味を考えてしまうものですね。

妊娠を妨げている原因がはっきりしていて、
治療を受けなければ妊娠できないことが明らかであれば、
そんなふうに悩むこともないのかもしれません。

予め、どのようにすれば確実に授かるのか、知る方法がないわけですから、
なかなか妊娠しないという状況をどうとらえるべきなのかは本当に難しいものです。

とにかく、異常がないのだから、近い将来、自然に授かるかもしれないけど、
もしかしたら、検査では発見されなかった不妊の原因が潜んでいるかもしれない・・・、
そんなふうに考えが堂々巡りしてしまいますね。

それでは、「通院することの意味」を考えてみましょう。

過去の検査でお二人とも異常なしだったとのことですが、
排卵日と思われる頃に夫婦生活をもっているにもかかわらず、
2年半もの間、授からないということは、
やはり、なんらかの妊娠を妨げている原因が潜んでいる可能性が高いと考えるのが、
より 自然な考え方ではないでしょうか?

まずは、検査についてですが、
身体の状態というのは、常に、変化しているものですから、
再度、受けるに越したことはないと思いますが、
過去の検査の結果や直近の基礎体温表を先生にみてもらって、
最低限必要な検査だけを受けるという方法もありです。

次に、治療のことですが、
これまで排卵日と思われる周辺に夫婦生活をもってきたわけですが、
排卵日の予測は意外に難しいものです。
通院することで、超音波で卵胞の大きさをチェックすることで、
先生から、より確実なタイミングを指導してもらうことは、
決して、意味のないことではありません。

ただ、年齢的なこともありますから、
タイミング指導にそれほど時間をかけるのも考えものですし、
もちろん、必ずしも、こうしなければならないという方法はありませんから、
すぐに人工授精を受けるという選択肢もあると思います。

人工授精については、
治療方法としての妊娠率はそれほど高くないのかもしれませんが、
ご主人の精子を直接子宮に注入するわけですから、
特に、これまで夫婦生活の回数が少なかったと自覚されていたことを考えますと、
精子と卵子の出会う確率は高まることは意味のある事ではないでしょうか。

また、自然周期の人工授精では自然妊娠とさほど妊娠率は変わらないとされていますが、
人工授精の際に、排卵誘発剤を使って、複数の卵子を排卵させる(過排卵)ことで、
妊娠率は高くなると報告されています。
ただし、多胎妊娠の確率も高くなりますから慎重に考える必要はあります。

このように、異常がないのに通院する意味がないわけでもありません。

それぞれの治療の目的は、 より妊娠の確率を高めるということになると思います。
そして、不妊の原因が潜んでいる可能性を想定して、
比較的、身体への負担やコストが軽い治療からスタートして、
妊娠を妨げているかもしれない原因をつぶしていくのがステップアップ治療の考え方です。

もちろん、確実性を考えると低いという印象をもたれるかもしれませんし、
賭けという側面があることも否めません。
さらに、ステップアップしていくといろいろなリスクも大きくなってもいきます。
ですから、通院するかどうか、
そして、もしも、通院するにしても、
どこまでの治療をどれくらい続けるのかは、
お二人の考え方や価値観をベースにして、お二人が、決めることです。

ご参考になりましたでしょうか? うまくいくことをお祈りしています。

 
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