HOME Q&Aトップ》》2006/11/24/01
人工授精ついて教えてください
■2006/11/24 アップ

■テーマ:人工授精

 
 

▼お名前
あきひめ

▼性別
女性

▼年齢
34

▼ご質問・ご相談内容
結婚して4年になり、ちょうど1年前から不妊治療をしています。
自分の検査等の結果は比較的よかったのですが、
タイミング法を半年続けても妊娠に至らず、その後クロミッドを6周期服用しました。
そのせいかわかりませんが、
内膜が薄くなり、頚管粘液も少なくなってしまったことから、クロミッドを止めました。
人工受精に移行してみましょうかとお医者様に言われております。
実はフーナーテストを2回したのみで、夫の精液検査をしていません。
私の治療には意見しませんが、排卵日の夫婦生活にもあまり協力的でありません。
フーナーテストの結果が悪くなかったとは言え、
精液検査は絶対必要と思い、お願いしたこともあるのですが、
落ち込む姿に強制できず、今日まで来ています。
そのような準備不足な状態で人工授精など、できるどころか、無意味とわかっています。
何とか話し合いの上、検査と人工授精に踏み切ろうと思っていますが、
人工授精は回数等に制限があるのでしょうか?
また、身体への負担等はどの程度なのでしょうか?

▼結婚歴
04 年

▼避妊期間
00 年 06 ヶ月

▼不妊期間
03 年 06 ヶ月

▼基礎体温表はつけておられますか?
はい

▼※つけておられればどのような推移を示しておられるか簡単に教えて下さい。
大きくは低温と高温に分かれていますが、
境目の排卵日あたりの体温上昇がはっきりしていないようです。

▼結婚後、お仕事はされていますか?
はい

▼不妊治療は受けておられますか?
はい

▼不妊治療期間は?
01 年 00 ケ月

▼今までどのような検査を受けられましたか?
子宮卵管造影
子宮内膜検査
フーナーテスト

▼今までどのような治療を受けられましたか?
タイミング指導
ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)
ホルモン療法(HMG・HCG等の注射)

 

【回答者】 妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

どんな治療を受けるにしろ、いや、不妊治療を受けていなくても、
お子さんを授かるためには、ご主人の協力が必要ですよね。

実際に授かるの母親になる女性の体内ですから、
つい、お子さんを授かるために、
いろいろ考えたり、多少なりとも努力するのは女性の役割のようになりがちです。

たとえ、肉体的にはそんような役割の違いがあっても、
精神的には、やはり、二人が当事者なのですから、
ご主人の協力を女性がお願いするということ自体、変な話しなのかもしれない、と思ってしまいます。

どうでしょうか?

この機会に、じっくりと話し合う内容は、
決して、あきひめさんがご主人に検査や治療の協力をお願いする事ではないと思うのですよ。

二人にとって、子どもを持つとか、家族について、
お互いの気持ちや本音を確認し合うことが先決なのではないでしょうか。
もしも、ご主人がそれほど、お子さんを持つということを、
あきひめさんほどには思っていなくても、
少なくとも、あきひめさんのお子さんを望む気持ちをしっかりと伝えて、
ご主人に当事者意識をもってもらいたいですよね。

ただ、その際に、男の立場から言わせてもらえば、
あまり、プレッシャーをかけることにならないように、それだけは気をつけていただきたいものです。

現実の問題としては、2回のフーナーテストが良好だったようですから、
ご主人の方には、ほぼ問題はないと推測していいはずです。

ですから、あまり、精液検査を受けことこだわることもないのではないでしょうか?

人工授精を受ける際に分ることですし、
万が一、ご主人の精子の数や運動率が多少平均を下回っていても、
人工授精はそのことによる妊娠率の低下を補う治療でもあるわけですから、
あまり、検査にこだわるのはそれほど意味がないだけでなく、
お互いに、不妊の原因が、どちらにあるのか、白黒つけるというような雰囲気になりかねないと思います。

さて、人工授精についてですが、回数制限があるわけではありません。
ただ、ある程度、回数を繰り返す必要はありますが、
だいたい、5、6回を超えると、それ以降の妊娠率は急激に低下するというデータがありますから、
それくらいの回数は受けてみて、
それでも授からなければ体外受精へんぼステップアップを考えるのが合理的な考えです。
そのあたりは、通院されているクリニックの過去の治療成績などを参考にしながら、
判断されるのがよいと思います。

また、身体への負担は、経験のある先生であれば、ほとんどなく、
自然妊娠に限りなく近いと思ってよいのではないでしょうか。
副作用として可能性があるのは、
注入する精液に細菌が含まれていて、それによる感染症がおこることですが、
普通、治療の際に抗生物質が処方されますから、まずは、心配入りません。
敢えて言えば、治療の際の操作で、
出血したり、お腹が痛くなったりすることがあるようですが、それほど大きな問題ではありません。