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VOL.342 どのようにすすむ?

2009年12月21日

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 妊娠しやすいカラダづくり 
 VOL.342
 2009年12月21日                  
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じぶんたちにあったこたえをだすために・・・

なかなかお子さんが授からないことに悩むカップルが、
悩みを克服するために、"二人で話し合い、考えを整理"して、
"自分たちにふさわしい答えを出す"上でのヒントになるような情報を、
出来る限り客観的な視点で、毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。


━━━[今週の内容]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


▼今週の更新情報一覧
12月14日から12月18日までのサイト版「妊娠しやすいカラダづくり」

▼今年最後の私たちからの応援メッセージ
二人の地図を描こう!【第2回】どのようにすすむ?

▼妊カラニュース
年末謝恩セール実施しています。

▼妊カラ運営会社からのお知らせ

▼編集後記


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          今 週 の 更 新 情 報 一 覧
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2009年12月16日 Q&A
精神的に追い詰められています
http://www.akanbou.com/qa/qa.2009121601.html
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


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        2009年末連載企画3回シリーズ

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2009年年末3回連載の2回目です。

今年最後の私たちからの応援メッセージです。

題して、「二人で地図を描こう!」、
第1回目のテーマは、「自分たちのいるところ」、
今回は、「どのようにすすむ?」、
そして、最後は、「二人にとっての本当の目的地は?」です。

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            二人の地図を描こう! 
         ~ 不妊の悩みを克服するために ~
        
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前回は、"自分たちのいるところ"を客観視する方法をお話ししました。

自分たちを客観的に眺められるようになると、
ただただ、心配し、悩んでいるだけの状態から、
"さて、どうしようか"って、
一歩踏み出せるようになると思うからです。

そもそも、妊娠しないとか、妊娠しづらいといっても、
それが、"どれくらいか"なんてことは、普通は、分かりません。

だいたい、他の夫婦のことは、
"妊娠した!"という結果だけが伝わってくるもので、
それまでの詳細のこと、
たとえば、避妊をやめて、どれくらいで授かったのか、
ましてや、夜の営みの様子?や回数なんて、知る由もありませんからね。

なので、自分たちのことも、
とにかく、妊娠しない、妊娠できないという結果だけで、
心配したり、不安になったりするものです。

自分たちを、多少なりとも、客観的に眺められるようになると、
それまで、袋小路にしか見えなかったところに、
いくつかの道が見えてくるはずです。

決して、他人と比べましょうということではありません。

まずは、もう一人の自分に登場願いましょうということでした。


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         第2回 どのようにすすむ?
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1)ハンドルは自分たちが握る

さて、妊娠を目指して一歩踏み出すようになると、
いろいろ、選ぶこと、決めることばかりで、驚かれるかもしれません。

妊娠しない、妊娠しづらいことって、
必ずしも、病気とは限りませんし、
そもそも、命にかかわる状況ではありません。

なので、何もしなくても、その内、授かるかもしれないので、
何もしないという選択肢もあるし、
何かしたほうがいいということがあるかもしれません。

で、何かする場合でも、
何を、どうするのか、どれくらいやるのか等々、
とにかく、選んだり、決めたりすることの連続です。

そこで大切なことは、
"自分たちでコントロールしている感"ではないでしょうか。

誰かの言うことをそのまま受け入れてしまうのではなくて、
自分たちにあてはめたらどうなのか、
自分たちにとってのベストやベターについて、
自分たちで考えたいということです。

ハンドルとアクセル、ブレーキは、自分たちが操作するのです。

専門家や経験者の意見やアドバイスは、
貴重で、必要なものですが、
選択や決定まで委ねてしまうと、
後々、辛いことになりかねません。

なぜなら、専門家や経験者の言う通りにしても、
必ずしも、思うような結果になるとは限らないからです。

こんなはずじゃなかったと後悔しても、時すでに遅しです。

たとえ、トンネルの先や出口が見えなくても、
いつになったら目的地にたどり着けるのかを知らされないまま、
誰かが運転する列車に、不安を抱えながら乗っているよりも、
自分たちで、照明をつけて、
自分たちのペースで、進むほうが、
感じるストレスは随分違ってくるはずです。

もちろん、それは、決して、簡単なことではないでしょう。

でも、自分たちが運転しようとするからこそ、
自分たちにとっての必要な情報や技術もわかるようになるものです。

精神面のことや情報面、技術面、等々、
それら全てが、結果によい影響を及ぼすに違いありません。

ハンドルは自分たちが握るのです。

2)環境づくりも大切

毎日、不妊に関する、
さまざまな相談事に接していて、
ふたりで環境をつくることの大切さを感じることが増えました。

それは、お子さんを授かる、
または、不妊治療を受ける前提となる環境です。

夫婦生活をもつことができない、
もしくは、夫婦生活の頻度が少ないと、
妊娠の確率は、どうしても、低くなってしまいます。

夫婦生活の回数が多いほど、
妊娠しやすいことは明らかです。

それぞれに、それぞれの事情があることでしょう。

このようなケースでは、
不妊治療云々ということよりも、
二人が仲良くすることが増えるような、
そんな環境づくりが先決でしょう。

無理に、夫婦生活を増やそうとしたり、
真面目にタイミング法に取り組もうとすると、
かえって、逆効果になりかねません。

まずは、この機会に、
二人の生活を見直してみて、
いろいろと工夫してみることは、
決して、遠回りなことではないように思えてなりません。

また、思い切って、
通院をはじめたにもかかわらず、
結局、中途半端な状態で終わってしまうというケースも、
少なくないようです。

不妊治療は、その性格上、
何年にも渡ってしまうことが、
決して、珍しいことではありません。

そして、治療内容によっては、
頻繁に通院することを余儀なくされてしまいます。

この場合の環境づくりは、
具体的には、お仕事との兼ね合いや経済的なことになるのでしょうが、
自分たちの努力や工夫だけでなく、
周囲の協力も必要になってくるでしょう。

妊娠しやすいカラダづくりもさることながら、
環境づくりも、また、大切なテーマなのかもしれないですね。

3)納得できる治療は信頼できる先生と出会うために

体外受精や顕微授精などの高度な治療が一般化するに伴って、
高度な治療を専門とするクリニックも増えてきたようで、
施設による治療方針の違いが鮮明になってきています。

専門性や技術の高さは、
それらの治療が必要になって初めて意味をなすものです。

クリニックが得意とする治療法は、
自分たちが必要とする治療法であるとは限りません。

そういう意味では、
不妊治療を受ける場合、
自分にあったクリニックを選ぶことが、
ますます、大切になってくるように思います。

そのためには、
ウェブサイトなどで、
クリニックの情報を収集するだけでなく、
自分たちはどんな治療を望むのかについても、
二人で話し合っておくことです。

信頼できる先生と出会い、
安心して治療を受ける環境が整うことは、
治療の結果にもよい影響を及ぼすに違いありません。

第2回目はこれで終わりです。

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年末連載企画についてのご感想やご要望等をお寄せください。
news-master@akanbou.com


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             妊カラニュース
              09/12/21
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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 編 集 後 記
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人間の身体の仕組みを知れば知るほど、
その精巧さに驚かされることになります。

読者のみなさんからいただくご相談メールには、
性行為について聞かれることがよくあります。

たとえば、性行為の際の体位は妊娠率に影響するのかとかです。

普通、男女が立ったままの性行為は、
精子の動きは、重力に逆らうことになるので、
当然、妊娠しにくくなるように思ってしまいますが、
全然、そんなことはないようです。

「子宮の中のエイリアン」というイギリス人が書いた本には、
なぜそうなのかが詳しく書かれています。

人間の身体の働きを、
いろいろな観点でみてみると、
私たちが、イメージしているのは、
ほんの一面に過ぎないことに気づかされたりします。

自分たちを客観視するのに役立つかもしれません。

この数日、寒さが本格化してきました。

くれぐれもあたたかくしてお過ごしください。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] VOL.342
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◎発行部数
・自社配信: 243部
・まぐまぐ:5,436部
・合計部数:5,679部(12月21日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
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【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)  
【サイト】 http://www.akanbou.com

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