曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

思い通りにいかないときは

2017年09月27日

みなさま、
こんにちは。

更新がすっかり滞ってしまい、
申し訳ありません

週に1回は書くつもりで始めたブログですが、
一度怠け癖がつくと、
あっという間に時間はたつものですね・・・

気持ちを改めて更新していきたいと思います。

さて、
今回は思い通りにいかないとき、
みなさんはどうされていますか?

先日のカウンセリングで、
せっかく移植を前に、気持ちを整えて、
凍結卵を迎えようと思っていたのに、
直前になって家族のトラブルが発生し、
気持ちも体も疲れ切ってしまい、
そんな中で移植をしてしまい、
今、判定待ちだけど、
トラブルがあって、
落ち着いて移植できなかったことが気になり、
穏やかに判定を待ちたいのに、
それもできない、
イライラするけど、
イライラすると妊娠に差し支える、
でも、この気持ちをおさめることができない!

というお話を伺いました。

大事な移植に向けて、
とても頑張って気持ちを整えたのに、
それが思い通りに移植ができず、
今も判定待ちで
気持ちが穏やかではない、
となれば、
それはストレスがたまりますよね・・・

こんな時は

「思い通りにいかない」ことを受け入れること

です。

不妊治療はほとんどが思い通りに行きません。
自分の体のことなのに、全然コントロールがききません。
だからなおさら、コントロールできること、
食事の内容や、睡眠時間、あるいは外出の頻度、など、
できれば思い通りにすることで、
コントロール不能の部分を補おうとします。

それでも、
やはり思い通りにいかないことは多々あって・・・

それこそ空から飛行機の破片やミサイルが飛んでくるかもしれないのです(ホントに!)

でも、それをいちいち予期して準備するのは不可能ですよね?

だから、
思い通りになればそれに越したことはないけど、
思い通りにならなかったら、それは残念だけど、
思い通りになること自体、幸運なことだし、
思い通りにならなかったらそれをどう対処するか、
にエネルギーを注ぐと、
思い通りにいかなかったことへの落胆や
喪失感は和らげられると思います。

上記のカウンセリングの場合、
イライラをどうやって和らげるか、
家族のトラブルはきちんと解決できているのか、
を改めて考えたり、

あるいは、ただ

思い通りにいかなかったけど、
それは残念だったけど、
できることはしたし
ま、いいっか、

ぐらいに思えるといいですね。


移植、採卵、判定日、などなど
治療中はたくさんの「勝負日」があって、
それに向けて、
体は勿論、
気持ちを整えたい方は
多いですよね。

うまく整えられる方は少なくて、
だいたい、何か気になりながら、
その日を迎えるのですが、
それでも、
思い通りにいかないことのほうが多いよね、
と思えると
体の緊張がほぐれて、
気持ちも楽になるかと思います。