曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

お気持ち

2016年08月08日

こんにちは!

今日の午後はずっと

「お気持ち」

がテーマでしたねえ。

大切なテーマですから
真剣に考えないといけないのですが、

私の印象としては

お気持ちを話されているのですが、
すべてを語れない、

でも察してもらえれば、

という、

とても日本人的な表現方法だなあ、

・・・です。


よくカウンセリングでも、

いちいち言わなくても
わかってほしい、
つまり察してほしい

という訴えを聞きます。

とくにご主人様への不満として・・・

でも、
察する、

というのは本当に難しくて。

お互いのことを
よく知らなければできないことですし、

知っているつもりでも、
え?
そんな風に思ってたの?
ということもよくあるし。


ではどうしたらいい?

最初は
丁寧に
自分のことを
伝えるところから
始めるしかありません。

たとえば

陰性反応が出た後、
帰宅した夫が、

「どうだった?」

「陰性だった、でも次、頑張るから大丈夫」

「お、立ち直り、早いな。今日のご飯は?」

突然泣き出す妻。

なぜ泣くのか全く分からない夫。
だって、今、大丈夫って自分で言ったじゃん・・・・

でも妻は夫をがっかりさせたくなくって、
あるいは心配させたくなくって
気丈にふるまっていたのに、

でも実は一緒に悲しんでもらいたかった、
それがうまく言えず、
察してくれない、
と悲しみと憤りを感じてしまう・・・

もし察してもらいたいのなら
「陰性だった、やっぱり悲しいな。」

と本当の気持ちを伝えられるようになると
とてもシンプルです。

シンプルに気持ちを伝えらるようになると、
相手は
言わなくても
察してくれるようになるかもしれません。

もし、
誰も私の気持ちをわかってくれない!

感じているなら、

自分の「お気持ち」を
相手にどう伝えているかな?
と振り返ってみるのもいいかもしれません