不妊
 
 
 
 
“どうしたら妊娠できるか”ではなく、
“二人でどう楽しむか”にこだわりたい
2008/12/23
 

★情報不安症

毎週土曜日に開催しているファーティリティレッスンは、
4年目を迎えました。。

2005年からの気功教室時代がVer.1、
2008年のファーティリティレッスンがVer.2とすると、
来年からはVer.3に進化するということになりますでしょうか。

初めて私たちのところにこられた時、
漠とした不安を抱えていらっしゃる方が少なくありません。

不安の源は“授からない”ということに加えて、
自分は、授かるために適切なことをやれていないのではないか、
そんなところにもあるように思えてなりません。

つまりは、もっと効果的な方法やモノを知らないのではないか、
そんな不安ですね。

ネット上に氾濫する、
“奇跡の妊娠法”や“私は○○で授かった!”等の宣伝文句、
はたまた、掲示板にあふれているウワサレベルのお話しを目にすると、
誰しも、「知らないのは私だけ?」的な感覚に陥って当然かもしれません。

挙句には、「知らないから授からなかったのかも・・・」、
なんてことになってしまうと、
もはや、不妊症ではなく、情報不安症です。

★“どうしたら妊娠できるのか”ではなく“どのように待つか”

もちろん、程度の問題ですし、
また、そもそも、情報不安症というのは、
研究熱心さ、向上心の裏返しでもあるわけで、
決して、間違っているとか、
ましてや、そのこと自体、非難されるようなことでもありません。

ただ、その“努力”の方向性を、少し変えてみると、
ずいぶん、不安がやわらぎ、気持ち的なゆとりが出てくるように思います。

どう変えるのか。

それは、関心の対象を、
“妊娠法”から“待ち方”にかえてみるということです。

つまり、既にある方法論を探し求めるよりも、
授かるまでの期間の過ごし方、
すなわち、二人でどう楽しむかについて、
それこそ、二人で、徹底的に、考え、実践するのです。

★方法論としての正解は夫婦によって違う

○○で授かった!という話しを聞くと、
お子さんを望む者であれば、誰だって心が騒ぎます。

でも、そもそも、妊娠の成立に関与する要因は、
多彩、かつ、複雑で、個人差もとっても大きいものです。

つまり、妊娠するための方法は、
100組の夫婦がいれば、100通りの方法が存在するわけです。

ですから、探せば探すほど、
次から次へと、魅力的な答えが出てくるものですから、
結果が出ないうちは、これでよし!という世界はあり得ません。

方法やハウツーにこだわり過ぎてしまうと、
結局は、“情報不安症”に陥ってしまう、
そんなパターンが待っているように思うわけです。

★その時がくるまで、二人でどう過ごす

それよりも、不妊という経験をどのように活用すべきか、
そんな発想に転換してみてはどうでしょうか。

例えば、食生活を見直すというテーマで言えば、
もっと、妊娠するのにいい食べ物はないかと必死で探すよりも、
二人で、いかに、健康的で、美味しい食事を楽しむか、
徹底的にこだわるのです。

また、例えば、夫婦生活を見直すというテーマで言えば、
もっと、妊娠するににいいタイミングを必死で探すよりも、
二人で、いかに、夜を楽しむか、
徹底的にこだわるのです。

二人にとって、どんなことが楽しいのか、
徹底的に追求するのです。

★不妊期間は二人の価値観が形成されるとき

二人にとって、何が楽しいのかを徹底して考えることは、
お互いが自分のことやパートナーのことを、
改めて、深く、考えるきっかけになって、
そのことは、二人の関係を、
より、しっかりとしたものにするに違いありません。

何の苦労もない生活を送っていて、そうなるでしょうか?

困難な状況を何とかしようと、
二人が力をあわせてこそ、
可能になるのではないでしょうか?

そして、そうなって初めて、
二人にとっての価値観の輪郭が、
はっきとしてくるのかもしれません。

 
     
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