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 妊娠しやすいカラダづくり No.1176                2026/1/11
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今週の内容__________________________________________________________

・最新ニュース解説:子宮内膜症のセルフケアとしての運動は強さより続ける時間が大切かもしれない
・お知らせ:不妊相談会
・編集後記


最新ニュース解説 Jan. 2026__________________________________________

子宮内膜症のセルフケアとしての運動は強さより続ける時間が大切かもしれない
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子宮内膜症の女性では、運動の総量や強度よりも、1回あたりの運動持続時間が長いほど、よい影響を及ぼす可能性があることが、オーストラリアの研究で明らかになりました。

子宮内膜症とは子宮内膜以外のところに、子宮内膜ができてしまう病気ですが、子宮内膜症によって不妊の原因になると考えられているものは多岐に渡り、複雑です。さらに、子宮内膜症は明確な原因がわかっていませんし、医療でも根本的な治療は困難とされています。

セルフケアは、もちろん、子宮内膜症そのものの治療を目的とするものではありません。

ポイントは子宮内膜症が暴れることなく、できるだけおとなしくしていてもらい、そのスキに妊娠してしまうことです。

セルフケアの一つに運動がありますが、ポイントは強度よりも持続時間だというのです。

◎どんな研究だったのか?
子宮内膜症のある女性21人を対象に、日常の運動習慣と、体の状態や症状との関係が詳しく調べられました。運動量や強度だけでなく、炎症の指標(CRP)、女性ホルモン(エストロゲン)、体脂肪の分布、痛みの程度、生活の質などを総合的に評価しています。

◎どんな結果だったのか?
運動の強さや週あたりの総運動量よりも、「1回あたりの運動時間」が重要だということがわかりました。

具体的には、1回の運動時間が長い女性ほど、体の炎症を示す数値が低く、女性ホルモン(エストロゲン)の値も低く、さらには、お腹まわりの脂肪が少なく、子宮内膜症による痛みが軽かったとのこと。

一方で、激しい運動を多くしているかどうかや、運動量の合計と痛みとの間には、明確な関係は認められませんでした。

◎無理のない運動をある程度の時間続ける
研究者は、無理のない運動をある程度の時間続けることで、筋肉から分泌される「炎症を抑える物質」が働き、体の炎症やホルモン環境に良い影響を与えている可能性があると考えています。

子宮内膜症では、強すぎる運動がかえって負担になることもあるため、「頑張りすぎない運動」がポイントになりそうです。

ウォーキングや軽い体操、ヨガなどを、自分のペースで30〜60分程度続けることは、日常に取り入れやすい選択肢といえるでしょう。

子宮内膜症は炎症やホルモンの影響を受けやすい病気です。

この研究は、激しい運動よりも、無理なく続けられる運動が体にとってプラスになる可能性を示しています。

治療の代わりになるものではありませんが、薬や治療を支える生活習慣として、運動の"質"を見直すヒントになる研究だと言えます。

運動は「やらなければならないもの」ではなく、「自分の体をいたわる手段のひとつ」。

できる範囲で、心地よく体を動かすことが、毎日のつらさを和らげる助けになるかもしれません。

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記事についての感想やご意見は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
info@partner-s.info


お知らせ__________________________________________________________

東京都調布市のウイメンズクリニック神野主催の第33回不妊相談会が2026年1月25日の日曜日に開催されます。

院長の神野正雄先生は、情熱をもって不妊治療、特に、高度生殖医療に取り組まれ、高齢による卵巣機能低下が原因の不妊症に対して、独自の考え方と方法で、高い実績を挙げておられる先生です。

当サイトのドクターに訊くでも、「質のよい卵を育むための生活習慣~高齢不妊との正しい戦い方」というテーマでインタビューさせていただき、記事にしています。

神野先生は、現代における不妊の主な原因は、晩婚化によって、お子さん望むようになったときには、女性は、既に、妊娠しづらい年齢に差し掛かっていることが多くなったこと。

また、現代に特有の不健康な生活習慣、すなわち、夜更かし、ストレス、歩かない生活、質の悪い食生活などが、インスリン抵抗性を招き、卵子や精子の質を低下させていることを指摘されています。

さらに、抗糖化機能性食品「ヒシエキス」が、ART反復不成功の高齢不妊患者さんの妊娠率を改善することを臨床試験により見出され、国内や海外の学会で発表され、論文にもなっています。

これまでの不妊相談会では、なぜ不妊になるのか、カップルで取り組むべきことはどんなことなのか、高度不妊治療とはどんなものなのかを解説しています。

個別相談も可能だそうです。
※先着26名まで。

◎第34回不妊相談会
日程:2021年1月25日(日)
時間:13:30~15:00
場所:調布市文化会館 たづくり 11階 1103 学習室
定員:26名
費用:無料

参加希望の方は下記あてお電話でお申込みください。
042-480-3105

・詳細はこちら
https://xs132599.xsrv.jp/setumeikai.html
・ウイメンズクリニック神野サイト
https://xs132599.xsrv.jp/index.html


編集後記____________________________________________________________

激しい運動ではなく、有酸素運動がベターであることは健康全般にも言えることです。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行]     VOL.1176
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不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、二人で話し合い、考えを整理して、自分たちに最適な答えを出すためのヒントになるような情報を、出来る限り客観的な視点でお届けしています。
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発 行:株式会社パートナーズ
編 集:細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
企業サイト:https://partner-s.info/
情報サイト:https://www.akanbou.com/
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◎発行部数
・自社配信: 1,732部
・まぐまぐ: 1,983部
・合計部数: 3,715部(1月11日現在)
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