体外受精時に子宮に戻す受精卵は原則1個とする

不妊改善・生殖医療関連

2008年02月24日

日本産科婦人科学会 理事会

日本産科婦人科学会では、体外受精時に子宮に戻す受精卵の数を原則として1個にすることを、昨年末の倫理委員会の決定を受けて理事会にて承認されました。

年齢が35歳以上、もしくは、それまでの胚移植で2回以上続けて妊娠しなかった患者の場合は、2個まで戻すことを認めました。

これにより、4月の総会で正式に決定される予定になったとのことです。

コメント

子宮に戻す受精卵の数を出来る限り少なくする目的は、高度生殖医療の最大のリスクである多胎妊娠を避けるためです。

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