ホーム>>step1 基礎知識>>男性不妊とは?>>背景にある異常

男性不妊

背景にある異常

2011年10月27日

男性不妊の背景にある異常は、大きく分けて3つあります。造精機能障害と精子輸送障害、そして、性機能障害です。80%以上が造精機能障害で、約15%が精子輸送障害、約5%が性機能障害と言われています。

(A)造精機能障害(精子がうまくつくれなくなる障害)

精巣内で精子をつくる機能が障害を受け、精子をつくる働きが低下、もしくは、ストップしている状態。

ただ、その程度の幅はとても広く、精子がうまくつくれないために、精子の数が減ったり(乏精子症)、運動性能の低い精子が増えたり(精子無力症)といった軽度のものから、精子が全くつくれないため、精液中に精子がまったくいない(無精子症)重度のものまであります。

・造精機能障害の原因はこちら

(B)精子輸送障害(精子がうまく運ばれなくなる障害)

精子は体外にぶらさがっている陰のうの中の精巣でつくられ、精巣輸出管から精巣上体に運ばれ、そこで、たくわえられ、射精の際には、そこから精管を通って、前立腺、精嚢、そして、射精管を通って、放出されます。

この精子を運ぶ経路のどこかが狭くなっていたり、閉じていたりして、精子がうまく運ばれなくなると、精液中に精子が少なくなったり、まったくいなくなってしまう状態を招いてしまいます。

・精子輸送障害の原因はこちら

(C)精子の運動能・受精能の低下(精子の運動能力や受精させる力が低くなる障害)

精子がつくられ、運動能力や受精させる能力を獲得していく過程で、障害を受け、それらの能力が低下してしまった状態。

・精子の運動能・受精能低下の原因はこちら

(D)性機能障害(勃起や射精がうまくいかなくなる障害)

ペニスが勃起しない、あるいは、勃起が不完全で、性交ができない、また、勃起はするけれども、膣内で射精することが出来ない状態のこと。

射精障害には、射精そのものがおこらないケースと射精はおこるものの、精液がペニスとは反対の方向の膀胱に流れ込んでしまう逆行性射精障害があります。

・性機能障害の原因はこちら

step1 基礎知識

精子と卵子が出会うまで

精子力に影響を及ぼすもの

男性不妊とは?