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男性不妊

生活環境

2011年10月27日

◎高温環境

こう丸(精巣)の温度が高くなると、精子をつくる働きが低下してしまうことがあります。そのため、熱いお風呂やサウナに長時間入ること、電気毛布、ぴったりした下着などは、避けるのが無難です。

ただし、下半身を高温にするような習慣を止めると回復します。

◎ストレス

ストレスは精子の質、特に、運動能力を低下させたり、奇形率を高めたりするおそれがあります。

また、タイミング指導がきっかけで、射精障害や勃起不全になってしまう男性が増加しています。医師から指定されたタイミングだけでなく、夫婦生活を持つことが大切です。

◎薬の服用

抗ガン剤(アルキル剤)のように精子をつくる能力をなくしてしまうおそれのあるものから、高血圧、狭心症に治療薬(カルシウム拮抗剤)や胃、十二指腸潰瘍の薬(シメチジン)、尿路感染症の薬(ニトロフラントイン)などのように精子濃度を低下させる可能性のあるものまで、精子力に影響を及ぼす薬剤は多岐に渡ります。また、SSRI(選択的セロトニン再取込阻害薬)系の抗うつ剤は、DNAの損傷率を高めるおそれがあります。

お薬の中には、自己判断で服用量を変えたり、服用を中止することが禁じられているものもありますから、服用しているお薬がある男性は、その影響や対策について、処方されている医師に相談するべきです。

◎職場の環境

農薬や殺虫剤、除草剤、PCB、フタル酸エステル、カドミウム、ビスフェノール、化学溶媒などが男性の体内に蓄積すると、精子力の低下を引き起こす可能性があるとする報告が多数あります。

職場や環境中の化学物質の男性の生殖能力への影響については、因果関係が完全に確立されているわけではありませんが、このような化学物質に摂取する可能性のある職場環境で仕事に従事する男性は注意を払うに越したことはありません。

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精子と卵子が出会うまで

精子力に影響を及ぼすもの

男性不妊とは?