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男性不妊

精子は毎日つくられる

2011年10月26日

生れた時に"既にある"卵子と思春期以降"毎日つくられる"精子

女性の場合、本人が生れた時点で、既に、卵巣内に卵子のもとになる細胞がすべて存在していて、新たにつくられることはありません。それに対して、男性の場合、精巣内で精子のもとになる細胞から思春期以降、高齢になっても、無限に精子がつくり続けられます。

女性では年齢とともに卵子も老化し、妊娠する力が低下するのに対して、男性では、年齢による影響がそれほどでもないのは、このような理由によるのです。

74日+14日=88日かけてつくられる

男性の精子は精巣内の精細管でつくられます。精細管内には、精子のもとになる細胞(精原細胞)があり、ホルモンの働きかけによって、精原細胞から精母細胞、そして、精子細胞(精子形成)、さらに精子へ(精子発生)と、3つのプロセスを経て、精子がつくられます。この精原細胞から精子になるまでに約74日間かかるといわれています。

その後、精巣から精巣上体へ、さらに成熟しながら、約14日間かけて移動します。そして、受精能力を獲得した精子は、精巣上体尾部で射精まで待機します。

このように、精原細胞から精子がつくられるのに74日、そして、精巣上体へ移動するまで14日、あわせて88日。つまり、精子がつくられ、受精能力を獲得するまでおおよそ3ヶ月かかることになります。

精巣が体外にあるのは

ヒトの場合、精巣は体外に存在します。これは、精巣の精子をつくる酵素にとって最適な温度が体温より3、4℃低い34℃付近であるためです。精巣を高温な環境におくことで、精子をつくる働きが低下するのはこのためです。

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精子と卵子が出会うまで

精子力に影響を及ぼすもの

男性不妊とは?