【回答者】
セルフサポートグループ NPО法人Fine(ファイン)代表 松本亜樹子さん
ななこさん、こんにちは。
学校の先生なんですね〜。とてもたいへんで、大切なお仕事ですね。
「苦労も多い分、やり甲斐もある」とおっしゃるななこさんは、
きっと、とってもいい先生なんだなぁと思います。^^
さて、体外受精へのステップアップに向けての退職のお悩み、深いですよね。
確かに不妊治療と仕事との両立は、皆さんとっても悩まれるところです。
仕事をそれまでどおりに継続していると、治療が思うように進まなかったり、
治療を優先すると、仕事に支障をきたしてしまったり。
不妊治療休暇という制度を取り入れてくれる企業も出てきてはいるようですが、
まだ普及しているわけではないので、
頻繁に通院しなくてはならない女性は、本当に困ると思います。
ななこさんご自身も、退職に向けて‘悩んでいらっしゃる'ということは、
きっと、「辞めたくない」というお気持ちを、
心のどこかで、強く持っていらっしゃるのではないかな? とお察しします。
一度退職したら、もう復帰できないとしたら、なおさらのこと。
せっかくこれまでずっと、一生懸命続けてこられたお仕事なのに、もったいないですよね。^^
ではまず、体外受精がその病院ではどのようなスケジュールで進むのか、
転院先へ行って確認なさるのが先かもしれませんね。
その上で、仕事との両立が可能なようでしたら、
おっしゃるように「上司の方に相談してお仕事を軽くしてもらい、続ける」という方向で、
考えてみられてはいかがでしょう。
それで、どうしてもやっぱりどちらかに無理が来るようでしたら、
その時点でまた、上司の方やご主人様とご相談なさっても、決して遅くはないかもしれません。
ずっと続けてきた仕事を急に辞めるというのは、
とても大きな喪失感につながってしまうようです。
やりがいをもって続けてきた場合は、なおさらではないかと思います。
私の知り合いにも、それで精神的にかなり落ち込んでしまった人がいますし、
また、「やっぱり仕事は続けたかった」と後悔して、別の会社に就職しなおした人もいます。
女性だって、男性と同じように、仕事を自分の一部として、大切にしたいですものね。^^
また、教師を続けながら治療もがんばって、
数度目の体外受精で、念願の妊娠・出産を果たした友人もいます。
彼女は夏休みや冬休みなど、まとめて休暇が取れるときに体外受精を行なっていました。
そうすると、他の人に比べて、 1年に治療できる回数は1〜2回と少なくなってしまうのですが、
「それでもやっぱりこの仕事が、子どもたちが大好きで、辞めたくないから」と言っていました。
彼女は小学校の先生だったのですが、
教え子をかわいく思うことが、治療への励みにもつながったとか。
なるほど、そういうこともあるのだなぁと思ったものです。
もちろん治療と仕事を両立させるためには、ご主人様のサポートが必要不可欠なのですが、
ななこさんのご主人は協力してくださっているとのことなので、これはきっと問題なし♪ですよね。
ご夫婦で「二人の一番の目標は、今、妊娠・出産だ」ということをちゃんと確認しあっていることは、
とてもすばらしいことだと思います。
こういう話って、できるようで、なかなかふだんの生活では難しいことですし、
不妊治療は、夫婦が心を合わせていろんなことをたくさん話し合い、ともに治療に向かわないと、
継続できないことだと思うからです。
ななこさんのお仕事に賭ける気持ちを、ぜひもう一度確認なさって、
お二人でゆっくりとお話してみてくださいね。
ご夫婦が納得できる治療のステップアップの方法がきっと見つかると思います。
がんばって下さい。
応援しています!
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