【回 答】梅ヶ丘産婦人科 院長 辰巳賢一 先生
これまでに AIH を 7 回、 IVF を 2 回受けておられるのですね。
まだ AIH で妊娠できる可能性もあると思います。
1周期あたり妊娠できる率は 25 %と言われています。
1年間通常の性生活があれば 90 %のカップルが妊娠するので、
1年たてば不妊ということで病院を受診して検査を始めます。
性生活がなく最初から AIH を行った場合には、
AIH の妊娠率と、通常の性交による妊娠率は同じというデータがあります。
AIH を行う前には性交がなかったとのことですので、
IVF を除けば、 7 回しか妊娠のチャンスがなかった、すなわち新婚 7 ヶ月と同じ状態です。
ですから、ここまで AIH で妊娠しなくてもおかしくはないのです。
IVF を行わない周期には AIH を行った方が良いと思います。
2回の IVF で結果がでなかったようですが、
きれいな胚でも全てが妊娠できる力があるわけではありません。
2 回目は残った胚が胚盤胞まで育ったとのことですので、状態は悪くないと思います。
IVF をもう少し続ければ妊娠できる可能性は高いと思います。
一般的に、 IVF で妊娠しない場合には、
胚(卵子だけではなく精子側の要因を含めて)の質が悪かった場合がほとんどだと思います。
IVF は軽い卵巣刺激で行う場合には毎月でも可能ですが、
私は前の卵巣刺激の影響がなくなってから次の IVF をした方が良いと思うので、
3 ヶ月に 1 回としています。
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