HOME Q&Aトップ》》2005/07/06/01
まだ諦めなくてもいいでしょうか?  
■2005/7/9訂正

■テーマ:年齢

 
 

▼お名前
ノエル

▼性別
女性

▼年齢
44

▼ご質問・ご相談内容
始めまして。いつもさまざまな質問等に大変にご丁寧なお答えを下さっているので、
わたくしも安心して相談させていただく気持ちになりました。

実は私は44歳。明日の誕生日で45歳になります。
どうしても妊娠できないので、本当に苦しい思いをしております。

自然妊娠を1年間しなかったので、夫が中医学と運動医学関係の研究者だったこともあり、
まずは中医学(中国医学)から入ろうと漢方治療を一年半いたしました。

精製されたお薬ではなく、生薬を土鍋でぐつぐつ煮出す漢方薬を一年半です。
しかし、妊娠しませんでした。

次に町の普通の産婦人科へ移り、検査をしていただきました。
卵管閉塞も無く、子宮の状態も良好でした。
そこで、排卵誘発剤・クロミッドを飲みながらタイミング指導をしていただきましたが、
卵巣の中の卵子が3個も4個も大きく育ったにも関わらず、
これを一年半やっても妊娠しませんでした。

とうとう、専門医のところへ移り、
最先端高度医療=「体外受精」を3回、 「顕微授精」を3回やりましたが、
これも妊娠どころか着床すらぜずに失敗しました。
涙がにじむ程痛いホルモン注射をガンガン打ち続け、
4百万円近くお金がかかりましたので、もうヘトヘトに疲れきってしまいまいました。

今は、前述の、町の産婦人科へ戻って、
また排卵誘発剤を飲みながらのタイミング指導をしていただいて半年になります。
今でもなお、毎回大きく育った良さそうな卵子が3個も4個もできます。
「あなたは年齢平均値よりはるかに優秀だよ。あきらめなくていい。
可能性はあるよ」と先生はおっしゃって下さいます。

このまま「とうとう子供を持てなかった」という劣等感のようなものにさいなまされたくありませんし、
何よりも、心から愛している夫の子供を産むことができないのは悲しくてしかたありません。
私よりも9歳も年下の夫が、うんと年上の私と結婚したために子孫を持てないのは申し訳ない気がして、
自分を責めてしまいます。
「どうしても夫の子孫をこの世に残したい。
外国人(中国人)の夫との間に二つの異国の血が融合した子孫を残したい。」
そんな切実な思いでおります。

身体には何の問題も無く、卵子もきちんと作られています。
ただ、排卵日がいつも17日目くらいと遅めで、卵胞期が短めのようです。
基礎体温も普通の方より低体温です。

やはり私の場合はずばり「年齢」につきるのでしょうか?
45歳になりますが、まだ諦めなくてもいいでしょうか?

アドバイスを頂戴できますれば幸いです。
長くなりまして申し訳ございません。

▼結婚歴
6 年

▼避妊期間
年 ヶ月

▼不妊期間
6 年 00 ヶ月

▼結婚後これまでの経過を簡単にお書きください。
上記の相談させていただいた内容のとおりです。

▼基礎体温表はつけておられますか?
はい

▼※つけておられればどのような推移を示しておられるか簡単に教えて下さい。
排卵も有り、月経は45歳になる今でもきちんと毎回28日か29日目にあります。
体温の高低はあまり大きい差が無く、やや低体温気味です。

▼結婚後、お仕事はされていますか?
はい

▼不妊治療は受けておられますか?
はい

▼不妊治療期間は?
4 年 8 ケ月

▼今までどのような検査を受けられましたか?
ホルモン検査
精液検査(ご主人)
子宮卵管造影
服膣鏡検査
フーナーテスト

▼今までどのような治療を受けられましたか?
タイミング指導
ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)
ホルモン療法(HMG・HCG等の注射)
IVF(体外受精)
ICSI(顕微授精)

 

【回答者】妊娠しやすいカラダづくり サイト運営者 細川忠宏

これまでの5年間のご苦労をお察しします。

ご承知の通り、女性の年齢と妊娠との関係は、とても密接なものがあって、
35歳くらいまでは、妊孕性(妊娠する力)は、さほど低下しないのですが、
38歳頃から明らかに低下し、40歳を過ぎると顕著です。

45歳以上では、たとえ、妊娠しても、流産の確率も高くなてしまい、
元気なお子さんを出産される確率は極めて低くなります。

ただ、個人差もあって、一概には言えません。

それは、卵子の質によるようです。

例えば、若い女性から卵子の提供を受けた場合、
提供を受けた女性の年齢が高くなっても、妊娠率は、さほど、低下しません。
卵子の質さえよければ、子宮内の着床環境等にはさほど左右されないと言えます。

さて、諦めるべきかどうか、もちろん、それは、ノエルさんご自身が決められることなのですが、
何をもって、そして、どんな基準でもって、お気持ちの整理をつけられるのか、
それは、もう本当に人それぞれです。

年齢的なことで区切りをつけるのも一つの考え方かもしれませんが、
現に、先生から卵が優秀だから、諦めなくていいとの診断をされているわけですから、
やはり、 妊娠の可能性という観点から言えば、
可能性がゼロになった時点が、諦めざるを得ない時、と言えるでしょうか。
閉経の時、ということになります。

極論すれば、妊娠の可能性がある限りは、諦めた後に授かるかもしれません。
また、 その逆もあり得ます。

本当に人間の生殖活動は、神秘的と表現せざるを得ないところがあって、
一般論だけで、安易なことは申し上げることは出来ません。

いかがでしょうか?

ご参考になれば幸いです。