体外受精の胚移植後の笑いが妊娠率を高める可能性

ストレス

2011年01月14日

Fertility and Sterlity

体外受精の胚移植後の15分間の簡単なコントを演じることでその後の妊娠率が高まったと、イスラエルの研究チームが報告しています。

イスラエルのAssaf Harofeh Medical Centerの研究チームは、体外受精を受けている約200名の女性を2つのグループに分けて、一方のグループには胚移植後に簡単なコントを演じて患者の笑いをとり、もう一方のグループには通常の胚移植を実施しました。

その結果、胚移植後にコントを演じたグループの女性の36.4%が妊娠し、そうでないグループは20.2%でした。

このことから、胚移植後にリラックスすることで、ストレスが緩和され、妊娠の確率を高めるのではないかとしています。

コメント

高度な生殖医療で感じる強いストレスは妊娠にマイナスの影響を及ぼす可能性が指摘されていますので、出来るだけリラックスして治療に臨む工夫をすることは大切なことかもしれません。

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