[要 約]
母親になる女性の年齢が高くなるほど染色体異常の胚ができる割合が高くなりますが、
基礎FSH値が高くなっても、染色体異常の胚の割合は変わらないことが、
イギリスで実施された試験で明らかになりました。
ロンドンの生殖医療クリニックで、
体外受精(新鮮胚移植)を受けている151名の女性を対象に、
年齢や基礎FSH値(2〜4日目)と着床前診断で染色体異常との関係を調べたところ、
染色体異常は、年齢が高くなるにしたがって、発生率の高くなるのに対して、
基礎FSH値との関連性はみられませんでした。
このことから、基礎FSH値が高くなることは、
卵巣予備能が低下していることを示しますが、
胚の遺伝的な質には影響しないことが分かりました。
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