[要 約]
人工授精をある程度の回数繰り返すことは適切な治療方針であり、
少なくとも9回まで続けることを反対する理論的根拠はないことが、
オランダの医師による研究チームが臨床試験で明らかにしました。
男性や頸管粘液要因、そして、原因不明の不妊患者、
3714組の累計15303周期の人工授精の成績を分析しました。
人工授精は9回まで実施し、
全周期の70%に排卵誘発剤による過排卵を実施しています。
過排卵に使った排卵誘発剤は73%がクロミフェン(飲み薬)で、27%はゴナドトロピン製剤(注射)でした。
その結果、周期あたりの平均妊娠率は5.6%でした。
そして、人工授精を繰り返した場合では、
7回目で5.1%、8回目で6.7%、そして、9回目で4.6%でした。
また、継続妊娠率では、途中で打ち切った患者をカウントした場合、
3回の継続妊娠率は18%、7回の継続妊娠率は30%、9回の継続妊娠率は41%でした。
6回目以降の妊娠率について、
年齢や不妊原因、過排卵を実施したかどうかの影響は、
それほど大きな影響を及ぼしていないことも判明しました。
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