HOMENEWSトップ 》 不妊治療のリスク》 2007/08/11/02

不妊治療で使用する薬は乳ガンのリスクを高めることはない

■2007/8/11 UP

■出典:Cnacer Epidemiology Biomarker and Prevention 2007 16 1400-1407

■キーワード:排卵誘発剤の副作用
   
 

[要 約]
不妊治療において女性に使用される薬によって乳がんのリスクが高まることはないことが、
デンマークの大規模な研究によって確かめられました。

デンマークがん協会の研究チームは、
不妊治療を受けた54,000人の女性を対象に、
不妊治療で使った薬のその後の乳がんの発症リスクとの関係を調査しました。

その結果、331名の女性が、平均して治療後14年後に乳がんにかかっていました。

そして、さまざまな要因の影響を排除したところ、
クロミフェンやその他の4つの人工ホルモン剤の使用で、
その後の乳がんの発症リスクが高くなることがないことが明らかになりました。

 

[解 説]
不妊治療で使用する排卵誘発剤等のホルモン剤が、
エストロゲン過多が原因で発症するガンのリスクを高めるのではないかとの懸念が、
これまでも、度々、指摘されていました。

今回の研究報告によって、研究チームのリーダーは、
不妊治療を受けている女性は安心して欲しいと言及しています。