HOMENEWSトップ 》 妊孕性に影響する因子》2007/06/22/01
妊娠中のオメガ3脂肪酸は子の問題解決能に好影響
■2007/6/22 UP

■出典:The American Journal of Clinical Nutrition

■キーワード:オメガ3脂肪酸
   
 

[要 約]
妊娠中にDHA(ドコサヘキサンエン酸)を含む機能性食品を摂取することで、
子どもの出生後の問題解決能力が高まることが、
アメリカの大学の無作為二重盲検法による試験によって明らかになりました。

試験は妊娠中の女性29人を対象に実施され、
被験者のうち14人には、毎日、DHAを300mg含むシリアル機能性食品を食べてもらい(週の5回)、
15人にはDHAを含まないシリアル食品を、
妊娠24週から出産に至るまで、食べてもらいました。

そして、生まれた子どもが生後9ヶ月になった時点で、
The Infant Planning Test や Fagan Testを実施したところ、
母親が妊娠中にDHA入りの機能性食品を食べていた子どものほうが、
母親が妊娠中に、DHAが入っていない食品を食べていた子どもよりも、
問題解決能力が高いことが確認されました。

ただし、知能においては差は見られなかったとのことです。

 
 

[解 説]
DHAは主に魚油に豊富です。
妊娠中にDHA等のオメガ3脂肪酸を摂取することで、子どもの脳の発育を促進し、
母親の産後のうつの予防になることは、
これまでの多くの研究報告から確かめられていました。
今回は、子どもの問題解決能力が高くなることが分かったようです。

■関連ページ
妊娠中に魚をよく食べると子どもの脳の発育によい
妊婦のオメガ3脂肪酸の摂取は子の脳にプラス