[要 約]
低脂肪乳製品を多くとる女性は、高脂肪乳製品を多いとる女性に比べて、
排卵障害による不妊のリスクが高いことが、
アメリカで実施された前向き調査によって明らかになりました。
ハーバード大学公衆衛生大学院の研究チームは、
過去に不妊歴がなく、子どもを望んでいる18555人の既婚女性を対象に、
8年間に渡り、食生活についての追跡調査を実施しました。
調査期間中に、2165人の女性が不妊検査を受け、
438人は、無排卵、もしくは、排卵障害による不妊であることが分かりました。
そして、1日に2つ以上の脱脂乳やヨーグルトなどの低脂肪乳製品を食べていた女性は、
1週間に1つ以下しか低脂肪乳製品を食べない女性に比べて、
85%以上も排卵障害による不妊になるリスクが高かったとのこと。
また、反対に、Whole Milk(成分未調整牛乳)のような高脂肪乳製品を1日に1回以上とる女性は、
1週間に1回以下しかとらない女性に比べて、
排卵障害による不妊になる確率が27%低かったそうです。
アイスクリームで調べてみると、
1週間に2個以上のアイスクリームを食べる女性は、
1個以下しか食べない女性に比べて、
排卵障害による不妊になる確率が38%低かったとのことです。
研究者は、妊娠を望む女性は、
健康のため全体の摂取カロリーを増やすことなく、
飽和脂肪酸の摂取は抑えながら、
脱脂乳やヨーグルトのような低脂肪乳製品から、
成分未調整の牛乳やアイスクリームなどの高脂肪乳製品に変えることを勧めています。
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