[要 約]
体外受精等の高度な生殖医療を受けて子どもを授かることを選択した夫婦は、
そのことが、夫婦関係にマイナスにはならず、かえって、関係を強くする傾向があることが、
フィンランドの大学病院の調査で明らかになりました。
調査は、体外受精で子どもを出生した379組の夫婦と、
自然妊娠によって子どもを出生した379組を対象に、
子どもが生後2ヶ月の時点と1年の時点で実施されました。
それによりますと、夫婦関係の満足度や不和について、
それぞれのグループの間で、 大きな差はみられませんでした。
体外受精で子どもを授かった夫婦で、
それまでの数回の体外受精の不成功を経験した夫婦でも、
そのことが夫婦関係に及ぼすマイナスの影響はみられませんでした。
流産や多胎は、女性にとって、夫婦関係にマイナスの影響が、
不妊期間が長期化したことや多胎は男性にとっては、マイナスの影響がみられるものの、
不妊という辛い経験は、個人を成長させ、いろいろな工夫を促進し、
そして、夫婦の関係をより強く、安定的にするようだと結論付けています。
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