HOMENEWSトップ 》 不妊治療のリスク》 2006/11/15/01

妊娠初期の喫煙や受動喫煙は先天性心疾患のリスクを高める

■2006/11/15 UP

■出典:the American Heart Association's annual meeting inChicago

■キーワード:妊娠初期の喫煙、受動喫煙
   
 

[要 約]
妊娠初期の喫煙や受動喫煙は、子供の先天性心疾患のリスクを高めると、
アメリカのアーカンサス大学の小児科の研究チームの調査で明らかになりました。

566名の先天性心疾患の子供と491名のそうでない子供の両親について調べたところ、
母親が妊娠前から妊娠3ヶ月まで喫煙すれば、
子供が先天性心疾患にかかるリスクが60%高くなることが判明したというもの。

そして、たとえ、その間、ビタミンのサプリメントを摂取したり、お酒を控えたとしても、
また、受動喫煙でもリスクが高くなるとしています。

研究者は、胎児の心臓の構造が形成されるのは、
母親が未だ妊娠に気づいていない初期であることから、
妊娠が判明してから、あわてて禁煙下としても、時、既に、遅しであると指摘しています。

 
   

[解 説]
先天性心疾患とは、 生まれつきの心臓の構造異常のことです。

研究者の指摘にあるように、
胎児の心臓が形成されるのは、
妊娠の極初期であることから、
ほとんどの母親は未だ妊娠に気づいていない頃です。

ですから、妊娠が判明した時点で禁煙しても遅いわけで、
妊娠の可能性のある女性は喫煙、受動喫煙ともに避けるべきです。