男性不妊にまつわる誤解ベスト5と称して、
このほどアメリカのRepromedixという生殖医療における検査技術を提供する会社が発表したものを
アメリカヤフーで紹介されました。
かつては、なかなか子供が出来ないということになれば、
それは女性に問題があると考えられるのが普通でした。
あるカップルが1年間子供が出来ず、
医療の助けを求めるということになれば、それは女性が通院することでした。
そして、誰かがご主人はどうなの?検査は済んだ?と、
指摘されるまで、何も問題がないかも知れないのにもかかわらず、
延々と辛い治療に耐えていたのです。
さて、この20年間で生殖医療技術は格段に進歩し、
それまで子供を諦めざるをえなかったカップルでも高度な生殖補助医療によって、
我が子を抱くことが可能になったのです。
ところが、男性不妊についての認識は依然として誤解満ちているようです。
多くの女性がパートナーの検査なしに、
体外受精などの高度な治療を受けています。
Repromedix社の創設者は、治療を始める前に男性の不妊検査を受けるばきであると指摘しています。 男性不妊にまつわる誤解を解くためにも、
5つの最も多い誤った認識についての正しい事実を伝えることにしましょう。 【男性不妊にまつわる誤解 NO.1】 不妊というのは女性の問題である。
不妊原因の40%は男性に起因するものです。
ですから、不妊というのは全く男女二人の問題なのです。 【男性不妊にまつわる誤解 NO.2】 パート−ナーを妊娠させるためには、2,000万の精子が必要である。
ほとんどの泌尿器科医は、射出精液1mlあたり、2,000万の精子が正常値であるとしています。
ところが、それを下回る数の男性でも自然妊娠して子供をもうけています。
さらに、高度な生殖医療を受ければ、
卵子の受精のために2,000万をはるかに下回る数でも問題ありません。
【男性不妊にまつわる誤解 NO.3】 精子が1匹でもいれば大丈夫
これは全くの間違いです。
男性の精子の数が、2,000万をはるかに下回る場合でも高度な生殖補助医療においては、
エンブリオロジスト(胚培養士)が少ない精子でも受精させる努力をしますが、
1匹では困難です。
【男性不妊にまつわる誤解 NO.4】 どんな精子でも違いはない
精子はみな同じであると考えてしまいがちですはが、
残念ながら、精子の受精能力は同じではありません。
男性不妊を専門とする泌尿器科医や研究者は、精子の形態が受精能を左右することを突き止めています。
たとえ見た目に異常のない精子でも受精能を持たない精子があり、
その場合は、DNAレベルの検査が必要になります。
【男性不妊にまつわる誤解 NO.5】 血のつながりがすべてである
自分の子供は自分の遺伝子を引き継いでなければならないということが、
これが、男性不妊にまつわる最も大きな誤解ではないでしょうか。
もしも、どうしても自分の精子がない、
もしくは受精能がないのであれば、
養子縁組や精子の提供を受けるという方法があります。
そして、そのような選択をした場合、
やがて、遺伝上の親よりも育ての親という感覚を持つことが出来るようになるでしょう。
正しい情報は、“力”になります。
男性不妊に限らず、
不妊に悩むカップルは“デマ”や“宣伝”と“事実”や“真実”を見分けなければなりません。
そのことが、正しい判断と選択、そして人生の本当の幸福をもたらされるでしょう。
■出典:「Yahoo News 2004/08/17」
http://biz.yahoo.com/prnews/040817/nyfnsc09_1.html
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