HOMENEWSトップ 》 不妊治療・生殖医療関連》 2005/03/10/01
卵巣表層細胞から卵子への分化に成功  
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■2005/5/12 UP
■キーワード:卵巣表層上皮細胞(ОСE)
 
 

アメリカの最先端の生殖医療技術です。

腹腔鏡手術で、女性の卵巣の表面の組織、
卵巣表層上皮細胞(ОSE)と呼ばれる細胞を採取して、
エストロゲン(女性ホルモン)を含む培養液にて培養した結果、卵子に育てることに成功したというもの。

このように、“体外”で育てられた卵子が、実際に受精することが出来るのかどうか、
また、卵巣で成熟した卵子と何か違うところがあるのかどうかは未だ不明ですが、
まさに、受精だけでなく、卵の成熟までが、“体外”にて人間の手で行われるようになったわけです。

これまで、ガンに罹った女性が、生殖力を損なわせるような放射線治療や化学療法を受ける前に、
卵巣組織を凍結保存しておき、治療終了後に再び、自分の卵巣に戻すことによって、
生殖力を取り戻して、妊娠、出産に成功したという事例はいくつか報告されていますが、
卵巣に戻さずに、体外で培養し、卵子に育てたというのは初めてのことで、
その意味で大変画期的なことではないでしょうか。