[解 説]
大阪で開催された日本受精着床学会で発表された北九州市のセントマザー産婦人科の研究です。
胚が成長していく段階毎に相応しい培養液を用いる等、
胚培養法の技術が向上したことに伴って、
通常、受精後2〜3日目の時点で移植していたものを、
5日目の胚盤胞まで培養し、移植する「胚盤胞移植」が試みられることが増えていました。
長く培養することで、生命力のある胚を移植することが出来るからか、
それまでの2〜3日目の胚移植よりも高い妊娠率を得られるようです。
今回の研究報告は、4日目の桑実胚で移植することによって、
胚盤胞移植と同じレベルの妊娠率を得ながら、
胎盤を共有するという特殊な双子の発生率を低く抑えることが出来たというもの。
体外受精では、妊娠率を上げながらも、
多胎妊娠等の特有のリスクを低く抑えることにさまざまな方法を用いてチャレンジしています。
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