顕微授精によって生まれた子供は、
体外受精や自然妊娠で生まれた子供と比べて、5歳時点での知能や運動能力において、
なんら変わりのないことが、多国籍調査によって判明しました。
顕微授精とは、顕微鏡で卵を観察しながら、
選別された精子1個を卵子に注入し、受精させる不妊治療のこと。
顕微授精は、生存競争に勝ち残った1個の精子が卵子に到達し受精が起こるというプロセスがなく、
人間によって、恣意的に選ばれた精子を卵子に注入するため、
その影響が常に懸念されるところでした。
そこで、イギリスの大学の研究グループは、5つのヨーロッパの国々から、
顕微授精により出生した511名、体外受精により出生した424名、
そして、自然妊娠で出生した488名の5歳の子供を対象に知能、運動能力を測定しました。
その結果、知能においても、運動能力においても、
なんら、有意差は見られませんでした。
この研究結果は、小児科学の医学専門誌「Pediatrics」の最新号に掲載されました。
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