生活習慣・食事・サプリメント
19.02.17
食事パターンとART治療成績
治療前の「pro-fertility(エビデンスに基づいた)」食事パターンは、ART女性患者の良好な治療成績に関連し、よく推奨される地中海食はアメリカで不妊治療を受ける女性にとって必ずしも最も適切であるとは限らないことがアメリカで実施された研究で明らかになりました。
19.02.10
不妊症女性における血中メチル水銀とセレンの関係
不妊女性の血中セレン濃度は不妊症でない女性に比べて有意に低く、反対に、血中水銀濃度は高く、不妊症は高水銀濃度と低セレン濃度と関連しました。このことから魚食などから体内に取り込まれたメチル水銀は生殖機能にマイナスの影響を及ぼしますが、セレンはその影響を軽減する作用があることが示唆されました。
19.01.23
生活習慣・食事・サプリメント男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの
地中海食と精子の質
地中海食スコアが高い男性ほど精子濃度や総精子数が基準値を満たしていることがイタリアで実施された横断研究で明らかになりました。
18.12.24
妊娠中のビタミンD欠乏は出生児の統合失調症リスク因子になるかもしれない
ビタミンDが低値の新生児は統合失調症の発症リスクが高いことから、妊娠中のビタミンD欠乏は出生児の統合失調症リスク因子になる可能性があることがデンマークで実施された症例対症研究で明らかになりました。
18.11.21
ICSI女性患者の卵胞液中の微量ミネラル
ICSI女性患者の採卵時の卵胞液中のセレン濃度は妊娠に至らなかった女性に比べて妊娠に至った女性のほうが有意に高いことがポーランドで実施された研究で明らかになりました。
18.11.17
妊娠中のオメガ3脂肪酸補充は早産リスクを低減
妊娠中の食事やサプリメントによるオメガ3脂肪酸の摂取は早産や低出生体重児のリスクを低くするのに有効であることがコクランメタ解析によって明らかになりました。
18.09.01
生活習慣・食事・サプリメント男性の妊娠させる力に影響を及ぼすもの
食事パターンと精子劣化リスクとの関係
砂糖入りスナック菓子や加工肉、動物性脂肪、精製穀物、赤身肉、ポテト、乳製品を多く食べる「西洋型」食事パターンは、前進精子運動率の低下と関連することがポーランドで実施された横断研究で明らかになりました。
18.08.15
妊娠初期と中期の血漿中のオメガ3脂肪酸濃度は早産リスクに関連する
妊娠中の血中のDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸の低値は早産のリスク要因になり得ることがハーバード大学とデンマーク国立血清学研究所との共同研究で明らかになりました。