メルマガ

VOL.222 読者の皆さんからのメール

2007年09月01日

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           妊娠しやすいカラダづくり

  2007/9/1 No.222
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。

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》今週の更新情報
》妊カラフォーラム:読者の皆さんからのご感想やご意見をご紹介します 
》妊娠しやすいカラダづくり編集室から 
》編集後記

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           今 週 の 更 新 情 報
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2007年9月1日  妊娠報告
鍼灸治療と初めての人工授精で
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2007090101.html
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2007年8月31日 最新ニュース
両親がタバコを吸っていた女性は流産のリスクが高い
http://www.akanbou.com/news/news.2007083101.html
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2007年8月30日 Q&A
ペイロニー病が妊娠の障害になるのでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2007083001.html
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2007年8月29日 Q&A
人工授精を受けたほうがよいでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2007082901.html
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2007年8月28日 最新ニュース
女性の15人に1人がPCOS、今後も増加の見込み
http://www.akanbou.com/news/news.2007082801.html
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2007年8月27日 Q&A
包茎のまま子どもを授かることは可能なのでしょうか?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2007082701.html
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2007年8月26日 編集長コラム
カミングアウトについて考える
http://www.akanbou.com/column/main.html
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上記の記事についてのご質問等は下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com

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           妊カラフォーラム[1]

     読者の皆さんからのご感想やご意見をご紹介します
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読者の皆さんからいただいたメールをご紹介します。

★排卵誘発剤と乳がんの発症リスクの関連について

排卵誘発剤は乳がんのリスクを高めることはないというニュースについて、
http://www.akanbou.com/news/news.2007081102.html
何通かのメールをいただきました。

不妊治療で排卵誘発剤を使うと、
婦人系のガンにかかりやすくなると聞かされたことがある方は、
少なくないようです。

排卵誘発剤の副作用に限らず、不妊治療については、
噂レベルの話しが、山ほど、まかり通っているようです。

---[クリームからのメールここから]-----------------------------------

<中略>

このニュースは、うれしかったです。

と、いうのもちょうど今から一年前。
32歳の私はマンモグラフィを受けてみたのです。
そうしたら・・・、
石灰化ということで、要精密検査となりました。
不妊治療(そのころは、タイミングと人工授精)をしながら精密検査の通院。
そして、小学校教諭という仕事。

不妊治療よりも、検査に重きを置かざるを得ない状況でしたが、
幸いにもガン等ではなく、ほんとにカルシウムが映ったという結果でした。

そして、今年。
夫婦でもステップアップを決意し、体外受精に望むことになりましたが、
不妊治療に使う薬はすべて乳がんのリスクを高めるときいていたので
ガンでないにもかかわらず、不安でした。

でも、リスクを高めることはない!と。ほっ!
そうして、この夏休みに注射に励み、採卵となりました。
移植は卵巣がはれてしまったので延期ですが・・・
それでも、一歩前進です。

<中略>

---[クリームからのメールここまで]-----------------------------------

クリームさん、いつもありがとうございます。

次に、、富山のHさんからも同様のメールです。

---[Hさんからのメールここから]-------------------------------------

いつもためになる情報を送っていただきありがとうございます。

排卵誘発剤を使うと、
乳がんや卵巣がん、子宮がんにかかりやすくなるというのも、
編集長コラムで書かれていた"世間の無知"の一つなのかもしれませんね。

私の母が、そんな噂を聞きつけて、とても心配していました。

子どもに影響するなんていう人もいましたっけ。

治療を受けていると、ただでさえ、神経が過敏になることがあるのに。

正しい情報に接することが大切ですね。

これからも頼りにしています。

---[Hさんからのメールここまで]-------------------------------------

Hさん、ありがとうございました。

排卵誘発剤の使用とがんのリスクとの関連については、
今回の研究報告が初めてではなく、これまでにも多くの文献が存在します。

それも、ほとんどは、大規模で、信頼のおける調査研究結果です。

それらの研究報告では、
不妊治療で排卵誘発剤を使うことで、薬の使用量や使用期間によって、
乳がんや卵巣がんにかかるリスクが高まることはないと結論づけています。

また、お子さんへの影響についても、
排卵誘発剤を使って妊娠した場合、生まれた子どものガンの発現率は、
一般の人のそれと差はないと報告されています。

乳がんの発生や増殖は、
女性ホルモン(エストロゲン)が深くかかわっていて、
体内のエストロゲンレベルが高いほど、
乳がんのリスクが高まるとされています。

実際に、更年期障害の症状の治療では、
エストロゲンを投与するホルモン補充療法が、
アメリカでは盛んに行われていて、日本でも増えています。

そのホルモン補充療法の副作用として、
乳がんや子宮がんのリスクが高くなるというデータが出て、
アメリカでは、一時、大騒ぎになったことがあって、
今でも、そのことで、この治療法の賛否が渦巻いています。

不妊治療のホルモン療法も同様に考えられたのでしょう。

大切なことは、ある1つのことだけが、乳がんに限らず、
さまざまな病気の発症のリスクを左右するものではないということです。

たとえば、ホルモン補充療法でも、不妊治療のホルモン療法でも、
肥満の女性では、乳がんや子宮がんのリスクが高くなるとする研究が、
いくつか報告されています。

これは、エストロゲンは脂溶性で、脂肪に蓄積されることから、
脂肪量の多い肥満の女性は、体内のエストロゲン量が多くなって、
乳がんや子宮がんの発症リスクを引き上げるからだと考えられています。

専門家は、乳がんの約10%は遺伝によるものであり、
残りの90%は食生活や運動習慣、
そして、アルコールや喫煙などの生活習慣によるものと考えているようです。
http://homepage2.nifty.com/tsukuba-pinkribbon/yoboumanual.html

女性であれば、誰しも、乳がんや子宮がんにかかる可能性があるわけですが、
バランスのとれた食生活や適度な運動を心がけることが最大の予防方法で、
その影響度に比べれば、不妊治療で排卵誘発剤を使ったからといって、
その影響は、ほとんどゼロといってもよいでしょう。


★連載記事「不妊治療と仕事」の感想

次に、前号までの連載「不妊治療と仕事の両立」の感想メールです。

まずは、海外在住のA・Iさんからのメールです。

---[A・Iさんからのメールここから]---------------------------------

こんにちは。

メルマガ毎週楽しみに読ませていただいています。
私は38歳で不妊2年4ヶ月ほどになります。

去年ひととおりの検査と何度かのタイミング指導、
今年から人工授精を試み始めたものの、
今回のテーマにもあるように、
仕事との両立がうまくいかずなかなか治療が進みません。

私は海外に住んでいて夫は日本在住。
私が休暇で日本に帰ったときに、日本で治療を始めました。
でも休暇では十分な日数がなく無理があるので、
私の住む海外で治療をする決心をしました。
幸いにも夫が自営業なため、可能な限り海外に来てもらいました。

ところが治療のための主人の保険がなかなかおりず、
先周期はあきらめざるを得ず、
今周期ももしかしたらあきらめなければならないかもしれない
大きなストレスをかかえています。

ビザ取得や保険の申請などふたりで最大限の努力をしているのに、
治療という土俵にもなかなか上がれない、
私のあせりや、いらだち、ストレスは募るばかり。

そしてこういう時に限って、
後から結婚した知人のおめでた情報が次々と耳に入ってきて、
心が張り裂けそうでした。

そんな極度のストレス状態の中、
編集長のコラムを読むと、
次から次へと涙があふれてきてしまいました。

今回に限らず編集に携わる方々は、
私たちの気持ちを十分すぎるくらい分かってくれているのですね。
とてもうれしくなりました。
普段は夫婦で協力して頑張ってはいても、
時として夫との間にはその温度差を感じるものです。

そんなときに、他人にはなかなか分かってもらえない女性の
「精神的な負担」を理解してくれている人がいるということは、
たとえそれがまだお会いしたことのない人であっても、とても救われます。
一人で背負っていたとてつもなく思い荷物が半減されたような感じです。

このメルマガは私たちにとっての「心のおくすり」であるような気がします。
次回の「おくすり」もとても楽しみにしています。

---[A・Iさんからのメールここまで]---------------------------------

ありがとうございます。

仕事と治療の両立といっても、
いろいろなパターンがあるものですね。
ロケーションの問題もスケールが違いますね。

次のメールは、仕事はしていないけど、というミカさんからです。

---[ミカさんからのメールここから]-----------------------------------

いつも週末を楽しみにしています。

実は、私、仕事はしてなくて、治療に専業できる主婦なのです(笑)。

結婚するまでは、会社勤めはしていたので、
お仕事しながら通院するのは本当に大変な苦労があると思います。

でも、皆さん、パワフルだなー、って思いました。

へんな話し、うらやましくもあるくらいです。

時間をやりくりしている方々からしたら、
何言ってんの?なんていうことになるのでしょうね。

今は、そうでもなくなったのですが、
一時期、一日中、妊娠することばかり考えていたことがあって、
結局、自分を追い込むことになってしまったからです。

自分の中で、バランスをとるのに、結構、苦労しましたよ。

そんな私でも、今回の特集は、皆さんからのパワーをもらえました。

ありがとうございました。

---[ミカさんからのメールここまで]-----------------------------------

今回の特集で、
お話を聞かせてもらったり、
メールをいただいた方々には、
私も、本当に、"前向き"なパワーを感じました。

そして、最後に、Hさんから、

---[Hさんからのメールここから]-------------------------------------

<中略>

心にひびくメルマガを、ありがとうございました。

不妊治療と仕事の両立は、おっしゃるとおり、まさに
「自分ではどうしようもない事柄とどうつきあっていくか」
ということであり、
これから向き合うであろう、
育児と仕事の両立、介護との両立にもつながってくる話だと思います。

ただ、不妊治療の場合は、
「人に言いづらい」という側面があるのが少し違う面ではありますが。

<中略>

---[Hさんからのメールここまで]-------------------------------------

Hさん、そして、感想をお寄せいただいた皆さん、
本当にありがとうございました。

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妊カラフォーラム[2]

       妊娠前にとるべきサプリメントとして
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妊娠前にとるべきサプリメントについて、とっても多いご相談です。

Aさん他、多くの方々からのご質問です。

Q)----------------------------------------------------------------

葉酸のサプリメントをとろうと思っているのですが、
ベイビー&ミーとBコンプレックスのどちらがよいのでしょうか?

また、やはり、安全性が気になります。
どんな添加物を使っているのでしょうか?

A)----------------------------------------------------------------

ベイビー&ミーは、葉酸を含むマルチビタミンミネラルで、
特に、妊娠前や妊娠中、そして、出産後の授乳期に必要とされる栄養素を、
配合した規格になっています。

それに対して、Bコンプレックスは、葉酸を含むビタミンB群全てです。

葉酸は、ビタミンB群の一種で、
ビタミンB群は、チーム全体で協同で働くという性質がありますから、
葉酸を摂取するのに、葉酸だけを摂取しても、あまり意味がないので、
ビタミンB群のサプリメントをご用意しています。

どちらがよいのかについては、
日頃、バランスのよいお食事を心がけていらっしゃるのであれば、
葉酸摂取を目的として、Bコンプレックスです。

なかなかバランスよく食べられないという方、
または、妊娠初期で、つわりがあって、食べられないという方であれば、
ベイビー&ミーがよいと思います。

また、妊娠前に摂取するサプリメントは安全性が第一です。

これらの製品の安全性の根拠は、
どちらも、100%野菜や果物、穀物を原料として、
それらをそのまま粒にしたと考えていただくと分かりやすいと思います。

合成ビタミンでもなく、天然素材抽出ビタミンでもありません。

食習慣のある食べ物が最も安全なわけです。

そして、タブレットに形づくるための賦形剤、
飲めるようにする光沢剤等の添加物も、
100%食習慣のある植物性原料を使用しています。

化学合成品や動物性原料は一切使用していません。

私たちが徹底して比較検討した、現時点での答えです。

妊娠前の全ての女性にお勧めします。

■葉酸(Bコンプレックス)
http://www.nature-g.com/shohin/member/01.html

■ベイビー&ミー(マルチビタミンミネラル)
http://www.nature-g.com/shohin/member/05.html


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妊カラフォーラムについてのご意見、ご感想等は下記宛にお寄せ下さい。
info@akanbou.com


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        妊娠しやすいカラダづくり編集室から

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■私たちは不妊に悩むご夫婦を応援します。

━[不妊に関するご相談はQ&Aへどうぞ!]━━━━━━━━━━━━━

▼人には聞けない不妊の悩みに専門家がお答します。

↓以下のページからどうぞ
http://www.akanbou.com/qa/main.html

※内容によっては、回答に時間を要する場合、回答できない場合があります。


━[妊娠しやすいカラダづくりのためのサプリメント]━━━━━━━━━

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サプリメントであれば何でもいいというわけではありません。

↓効果的な利用のための3つの原則と使い方
http://www.akanbou.com/5step/step3/step3.html
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心と身体のセルフケアを学び、リラックスする方法を身につけます。

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━[妊娠報告をお願いします]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼皆さんからの妊娠報告をお待ちしています。

とにかく、不妊を克服された方々の体験は本当に励みになります。

↓以下のページからどうぞ
http://www.akanbou.com/houhoku/main.html


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編 集 後 記
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9月に入って、急に過ごしやすくなりました。

暑さが厳しいときには、
外で運動するにも、おっくうというか、熱中症の危険さえありましたが、
これからはさわやかな季節です。

早起きして、歩いてみませんか?

頭も、身体も、本当に、スッキリしますよ。

下半身の血流をよくすることは、
卵の育ちや着床環境の向上に寄与してくれます。

お勧めです。

それでは、この号も最後までお読みいただきありがとうございました。

お一人でも多くの方々の望みが叶えられますように。


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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.222
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◎発行部数
・自社配信: 1,003部
・まぐまぐ: 5,295部
・合計部数: 6,298部(9月1日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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◎注意事項
読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく掲載させていただく
場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
の掲載によって生じる、いかなる事態、また何人に対しても一切責任を負い
ませんのでご了承ください。
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編集長】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
【WEB】 http://www.akanbou.com
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