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VOL.145 40代で妊娠を目指すということ

2006年03月05日

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           妊娠しやすいカラダづくり
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2006/3/5 #145
━不妊に悩むカップルを応援します!━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.akanbou.com
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みなさん、こんにちは。
いつもお読み下さってありがとうございます。

このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。

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01 今週のコラム 花粉症対策は過剰反応しないカラダづくりから
02 今週の更新情報
03 妊カラニュース
04 今月の特集 40代で妊娠を目指すということ[第1回]

---[CONTENTS]-----------------------------------------------------

━01━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
        今週のコラム
         VOL.145
  花粉症対策は過剰反応しないカラダづくりから
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今年も花粉症のシーズンがやってきたようです。

人によっては、春爛漫な、うららかな気分など、
遠くの彼方へ、吹っ飛んでしまわせる、憎き、花粉症です。

で、毎年、このシーズンになると、いつも感じることがあります。
それは、まるで、"花粉症は治らない"ということを、
前提としているかのような世間の風潮のことです。

なぜなら、対症療法的対策ばかりが、
もてはやされているように思えてならないからです。

花粉を"避ける"ためのさまざまなグッズ、
花粉症の"症状を抑える"薬や食品、サプリメント、
毎年、新しい製品が続々と投入されています。

発症が、"期間限定"なため、
「この季節さえ乗り切れば・・・」という発想になりがちなことも、
多少は、影響しているのかもしれません。

もちろん、症状の発症は、"待ったなし"ですから、
取りあえずは、対症療法的に症状を抑えることも必要でしょう。

ところが、それだけでは、問題を先送りしているにしか過ぎず、
結局、毎年、花粉症に悩まされることになってしまいます。

手っ取り早く、"症状を抑えること"だけでなしに、
じっくりと腰を据えて、"花粉症を発症しないカラダづくり"に、
多少は、目を向けたほうがよいように思うわけです。

そんな視点から見てみると、
抗ヒスタミン剤を繰り返し使うのは、具の骨頂で、
症状だけを、無理やり、力づくで、抑え込んでしまうのは、
もっと、花粉症体質を強化することになりなかねません。

花粉症を始めとするアレルギー反応が急増している根本原因は、
生活環境の変化にカラダが悲鳴を上げていることに、
ほぼ、間違いありません。

ある大きな意味での"バランスの崩れ"です。

ごくごく簡単に言ってしまいますと、
食生活が、日本人の体質にマッチした和食から、
体質にマッチしていない欧風に、短期間に、変化したこと、
要するに、食事が、栄養過多の高たんぱく質、高脂肪になったこと、
それに加えて、昔は、存在しなかったさまざまな食品添加物が、
体内に入るようになったことに、
カラダの免疫反応が混乱をきたして、
カラダに害を及ぼさないような花粉にまで、
過剰に、反応してしまっているわけです。

ですから、多少、強引な物の言い方をすれば、
食生活を、日本人の体質にマッチするように、今一度、考え直すことが、
最も必要とされることです。

そして、もう1つ、免疫反応を混乱させているさまざまな異物を、
自らに備わった機能で、活発に、代謝、排泄するように、
きれいな水を飲み、運動して、
どんどん、汗をかくことも、また、大切なことです。
本当の意味での"デトックス"です。

まあ、前者の方は、なかなかに、簡単なことではありませんね。

ただ、誤解して欲しくないのは、
伝統的な食生活とは、ストイックな精進料理のようなものではなく、
工夫次第では、これまでにない楽しみが増えるかもしれません。

むしろ、昔ながらの和食には、滋養に富んで、
繊細で、深い味わいを伴うものが、少なくないからです。

いずれにしても、これらに取り組むことによって、
本当に、花粉症が治ってしまうことは、
これまでの、私自身、そして、私の周囲の人間の経験で証明済みです。

カラダの状態を、本来のそれに戻すこと、
それこそが、"過剰反応をおこさないカラダづくり"です。

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このコラムについてのご感想、ご意見等は、下記のアドレスにお寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━02━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。

2006年3月4日 最新ニュース
EDの改善は食生活の見直しと運動から
http://www.akanbou.com/news/news.2006030401.html
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2006年3月3日 編集長コラムを更新しました。
自分のカラダに備わった自然なメカニズムを信じたい!
http://www.akanbou.com/column/main.html
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2006年3月2日 Q&A
治療方針について
http://www.akanbou.com/qa/qa.dr.tatsumi-013.html
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2006年3月1日 妊娠報告
つらい気持ちを溜め込まないで
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-20060301.html
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2006年2月28日 最新ニュース
糖尿病に関連する遺伝子と不妊
http://www.akanbou.com/news/news.2006022801.html
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2006年2月27日 最新ニュース
早産は性格に影響を及ぼす
http://www.akanbou.com/news/news.2006022701.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━03━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
             妊カラニュース
20060304
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事務局からのお知らせです。

★妊娠しやすいカラダづくりのための「気功教室」からのお知らせ
http://www.akanbou.com/kikouclass/top.html

▼3月11日の開催場所は、東京助産師会館です。

これまで青少年プラザで開催していましたが、
3月11日は、東京助産師会館です。
くれぐれもお間違えのないようにお願いいたします。
http://www.akanbou.com/kikouclass/kaisaibashomap.htm#4

▼4/1、4/8の日程で、2名の受講が可能です。

それ以外でも、直近でキャンセルが出る場合がありますので、
直接、お問い合わせ下さい。

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上記の内容についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━04━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【3月の特集】 40歳代で妊娠、出産を目指すということ [1]

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2月の特集には、たくさんの感想のメールを頂きありがとうございました。
最近、メルマガ全体のボリュームの関係で、
皆さんからのメールをご紹介できていません。
メルマガとサイトの情報内容を見直し、メルマガでは、
もっと、皆さんからの感想やお声をご紹介していきたいと考えています。

さて、3月の特集は、40歳代で、妊娠、出産を目指すということ、です。

初めにお断りしておきたいのいですが、
決して、根拠のない、或いは、根拠に乏しい気休めを、
お話しするつもりは、毛頭、ありませんし、
また、逆に、高齢で妊娠、出産を目指すことを、
お勧めしようとするものでも、決して、ありません。

因みに、このメルマガの読者の方は、
35〜39歳の方が、全体の48%、40歳以上が、11%で、
35歳以上が、6割近くなんです。

私たちは、あくまでも、皆さんに、年齢と生殖能力との関係を、
正しく認識して頂きたいと考えています。

年齢というのは、気にしなくてもよいわけではありませんが、
気にし過ぎるのも、また、考えものだということは、
日常の生活においても、しかり、ですね。

さて、特集の第1回目では、私たちが、高齢と不妊とうことで、
日頃、強く感じていること、言い換えれば、最も知って欲しいこと、
要するに、この特集の結論からお話させて頂ければと思います。

まずは、昨年の6月にヨーロッパ生殖医学会で発表された研究をご紹介します。

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      年を取るということを正しく認識しましょう
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★45歳以上の女性の自然妊娠を促進する遺伝子の存在が教えてくれること

イスラエルのHadassah University Hospitalの研究チームは、
45歳以上で自然妊娠した女性に共通する遺伝子傾向を確認したと、
2005年6月にデンマークで開催されたヨーロッパ生殖医学会で発表しました。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/health/4114486/stm

研究チームでは、この遺伝子が、細胞死やDNAの損傷に関わって、
年をとっても、女性の卵巣の機能を、
維持させる働きがあるのではないかと考えているそうです。

私たちのカラダや生殖器官は、年をとれば、とるほど、
その機能が衰えていくものとされていますが、
そのプロセスは、なかなか、一筋縄ではいかないようです。

それぞれのプロセスを子細に眺めていけば、
決して、一定のスピードで、
機能が衰えていくわけではないことが分かります。

前号のコラムのFSH(卵胞刺激ホルモン)の上昇のように、
なんとか、機能の低下を遅らせようと、
機能の維持させようとする働くも、また、同時に起こっているのです。

女性のカラダは、何歳になっても、ある意味、
妊娠、出産しようとしていると言えるわけですね。

ホメオタシスという言葉をご存知でしょうか?

カラダを一定の状態に維持するために、
免疫系、内分泌系、自律神経系が、相互に連絡を取り合いながら、
ある機能を高めたり、ある機能を抑えたりする、
誰でも備わっている働きのことです。

イスラエルの研究者が突き止めた卵巣の機能を維持させる働きは、
そんな機能の1つであると言えるかもしれません。

私たちは、年を取ることは、
イコール、カラダの機能が衰えていく側面だけに、目を奪われ、
ついつい、悲観してしまいがちです。

ですから、老化そのものを、敵対視するような、
そんな、"アンチエイジング"なんていう言葉が、
流行し、もてはやされたりするのではないかと思ったりするわけです。

ところが、年を取ることは、ある年齢を境として、
カラダの機能が、突然、停止してしまうわけではありません。

機能が衰えていく力と、維持させようとする力が、
お互いに押したり、引いたりしながら、
シーソーのように、上がったり、下がったりしています。

ここで、最も大切なことは、
結局、全体としては、徐々に、機能が低下していくのですが、
その程度、要するに、グラフにした場合の傾斜の角度を決定するのは、
年齢ではなく、カラダのさまざまな機能のバランスであるということです。

免疫系やホルモン系、そして、自律神経系といった、
カラダの機能をコントロールしているシステムのバランスこそが、
老化のスピードを決定しているということです。

そして、それらのシステムのバランスに深く関わっているのは、
日頃の生活習慣であり、精神状態なのです。

いかがでしょうか?

"年齢"を敵対視するのは間違いであることが、
明確に、お分かり頂けたと思います。

そうではなく、いかに、年を取るのか、が大切なのです。

言い替えると、日々の生活をどのように過ごすか、
そんな、私たちの、ちょっとした工夫と努力で、
どうにでもなると言っても、決して、過言ではないのです。

生殖能力もまた、単なる生活時間の"長さ"だけでなく、
"質"が大きく影響するのです。

★匿名の産婦人科医からのコメント

40歳をこえると、全ての女性が、
妊娠するため、また、妊娠してからも、
いろいろ面倒な問題を抱えるわけではありません。

それは、正しい認識ではありません。

若い女性でも、生活習慣に無頓着な方は、
そんな問題を抱えてしまうリスクが高いように思えます。

要するに、妊娠することや健全な出産へのリスクは、
単に、何歳だからといった一つの尺度だけでは、
決して、計れないということです。

★連載コラム「リーベマリールの治療日記」の青山さんから

私は、ロンドンでセラピストの仕事をしていました。

高齢と不妊ということから言いますと、
何年かの不妊治療の後にこられる方も少なくありませんでした。
私自身、39歳で初めて出産を経験しています。

ところで、日本では、年齢に関して、
少し神経質になりすぎるきらいがあるように感じられます。

イギリスでは、多くの女性や医師は、
年齢については、比較的、自然なスタンスをもっているようです。

私自身、39歳という年齢では、もう妊娠は難しいのではとか、
また、たとえ、妊娠できても、流産したり、帝王切開になるのでは等、
さらにいろいろなリスクについて、やはり、心配し、相談したものです。

そんな時には、いつも、
「あんた、何言っているのよ!
そんなこと心配する前に、
子供ができたら好きなことが出来なくなるんだから、
映画でも、コンサートでも、楽しみなさい!」なんて言われたものです。

実際に、イギリスでは、日本より離婚率が高いことから、
再婚して、高齢出産するケースもたくさんあったように思います。

デビッドボウイ(40代の人は知ってますよね!)の奥さんも、
確か、43歳で出産しましたよね?

因に、私が妊娠時に参加したマタニティークラスでも、
ほとんどが30歳以上から40代という具合です。
逆に20歳代というのは少なく、
20歳までで、若くして妊娠した人には、
若妊婦コースみたいなものがあるのですよ!

これまでの、セラピストとしての経験から、
私が見る限り、40歳でも検査で、夫婦共に、特に異常がない限り、
ほぼ、懐妊できると信じています。

ですから、年齢について心配するよりも、
日頃の生活や食生活を気にしてほしいですね。

また、子供ができない期間が長くなると、
どうしても焦ったり、悩んだりする気持ちはよくわかります。
でも、いくら、心配して、悩んでも、何のプラスにもなりません。

この特集によって、おひとりでも多くの読者の皆さんが、
不妊のプレッシャーから解放されるますように、心から、願っています。

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特集の内容に関するご質問やご意見等は、下記のアドレスにお寄せ下さい。
edit@akanbou.com

━[不妊に関するご相談は]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人には聞けない不妊の悩み 専門家がお答します
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http://www.akanbou.com/qa/main.html

━[不妊改善のためのサプリメント活用術]━━━━━━━━━━━━━━
あなたに相応しいサプリメントとその使い方をご提案します
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http://www.nature-g.com/funin/supple.html
http://www.nature-g.com/query/index.html

━[妊娠報告をお願いします]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さんからの妊娠報告をお待ちしています
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http://www.akanbou.com/houhoku/main.html

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■編集後記 
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3月3日に、厚生労働省から、人口動態統計特殊報告が公表されました。

次号で詳細をお知らせしますが、
この30年で、35歳以上で初めてのお子さんを出産した女性の割合は、
およそ、5.4倍に増えています。

2004年には、30歳以上で初めてのお子さんを出産された女性は、
全体の4割だったそうです。

晩婚化や高齢出産等、言葉ではいろいろ言っていますが、
実際に数字をみせられると、
私の頭の中よりも、現実のほうが先を走っているようです。

ますます、年齢と生殖の関係について、
正しい認識を持つことが大切になってくるということですね。

特集について、皆さんからの体験談やご感想、ご要望等、お待ちしています。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行]   No.145
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◎発行部数
・自社配信: 928部
・まぐまぐ: 4,679部
・合計部数: 5,607部(3月4日現在)
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[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【責任者】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会所属)
【監 修】  西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
【WEB】  http://www.akanbou.com
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