高齢でも6個採卵できて顕微授精後に新鮮胚を移植して妊娠

17.12.06

お名前  Sさん 性別  女性 年齢  46歳 結婚歴  3年6ヶ月
不妊期間 2年 ヶ月 不妊治療期間 1年 ヶ月

妊娠に至った治療内容

顕微授精でできた新鮮胚を移植して。

妊娠に至った経緯

結婚して数ヶ月後に知人の勧めもあり近郊の病院の産婦人科を受診、タイミング法をやりながら卵管造影検査や精子検査など行う。だんだん夫の仕事が忙しくなりタイミングを持つのが難しくなる。
1年後医師から体外授精を勧められ、紹介状を持ち他病院へ行ったところ、助成金が使えるギリギリ43歳ということと助成金の申請締め切り間近の2月だったためすぐに体外受精の準備に入り、その月末には採卵、顕微授精、新鮮胚移植して妊娠。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

夜勤もあった介護の仕事を辞めてしばらくのんびり過ごしたあと1日3時間程度の清掃の仕事を始める。運動にもなり生活のリズムが整ったと思う。
義理の両親と同居を開始したが、マイペースで生活することを心がける。
このサイトをよく読む。
不妊治療に関する本を読む。
マルチビタミンのサプリメントを飲む。
たまに運動(ウォーキングやバドミントン、ボウリング)をする。
パンツと一体型の腹巻きをする。
夫の禁煙。

不妊改善中の方へひと言

高齢だからとはじめからあきらめないで体外受精(顕微授精)してよかったと思いました。

その他、ご自由に

不妊治療は5年くらいやったら止めようと夫と話し合っていましたが、幸運なことに妊娠できて、生まれたこどもは1歳になりました。
初めての体外受精は2回精子を取ったものの数が少なくて、急きょ顕微授精となりました。
採卵は6つ、そのうち1つが胚移植できるまで成長。30歳代の頃に卵巣嚢腫の手術を受けているせいかもしれませんが、医師からは片方の卵巣からは何もとれなかったと言われました。
移植前、医師は新鮮胚か凍結胚かどうするか聞いてくれましたが、私たちでは判断できかねるためお任せし、新鮮胚移植して妊娠となりました。
いろんな情報があふれる中で、このサイトで得た知識は励みになりました。

編集室より

おめでとうございます。
40歳以上でも、卵巣を刺激して複数個の卵子が採れれば、体外受精や顕微授精にチャレンジする価値があるということですね。また、ご主人のほうでも、2回採精したことで、数が少なくても新鮮な精子が得られたのかもしれませんし、助成金の条件に間に合うようにという理由で、言ってみれば慌ただしく進めたことが、結果として平常心で臨むことになり、そのことのよかったのかもしれないと思いました。
貴重なご経験を投稿いただきありがとうございました。
また、私たちのサイトもご参考にしていただいてようでとても嬉しく思います。
ありがとうございました。