PCOSでラパロ後、体外受精の準備に入った周期に自然妊娠

09.09.07

お名前  フクさん 性別  女性 年齢  32歳 結婚歴  5年4ヶ月
不妊期間 1年1ヶ月 不妊治療期間 4年0ヶ月

妊娠に至った治療内容

多嚢胞性卵巣のため、去年の11月にラパロをしました。
その後すぐは、自然排卵を目指すも卵子の成長がうまくいきませんでした。

しかしラパロ前はクロミッド3錠飲んでも卵が大きくならなかったのが、手術後は半錠でもよく効いてくれました。

少しはラパロの効果があったんだと、安心しました。

妊娠に至った経緯

ラパロ後、クロミッド+HCGで人工授精を3回ほどするも上手く行かなかったので、8月から体外受精にステップアップすることに。
(人工授精はラパロ前を含め計7回)

7月は、体外受精準備期間として治療はお休みすることに。
7月の生理が来て高温期になってからスプレキュアをすることになりました。

7月は、8月に体外受精をするので避妊するように言われてましたが、いままでずっと出来なかったんだから避妊なんてしてもしょうがない、と聞き流していました。

ただ7月の内診した時に、クロミッドも服用してないのに一つだけ卵が20mmまで育っており、「勿体ないな~。」と少し思ってました。

スプレキュアを開始して1週間。

来るはずの生理が来ないので、まさかと思って検査をすると妊娠していました。

ラパロの効果を諦めていただけに、自然妊娠できてびっくりしました。
(主人との性行為は一回のみ・タイミングは特に気にせず)

体外受精をする前に、妊娠できてとても嬉しかったです。
ラパロをして痛い思いをしたのが、忘れた頃にやっと報われました。

現在妊娠3ヶ月です。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

不妊治療を始めて最初の2年くらいは漢方を飲んだり、隔週で鍼治療に行ったり、有機野菜を買って食べたりしていましたが、ここ3年ほどは特に何もしていませんでした。

ただ、多嚢胞で太りやすい体質だと自覚していたので、体重管理には気をつけていました。

これがストレスになってよく過食はしていましたが(汗)。

不妊改善中の方へひと言

妊娠するとしたら、もう体外受精しか残されていない。
貯金使っちゃえー!!と開き直った時の自然妊娠でした。

「治療を休んだときに妊娠した」という話をときどき聞いていましたが、絶対私にはあり得ないと思ってたので、すごく意外でした。

多嚢胞で治療されているかたも、排卵さえ上手くいけば妊娠できる方はたくさんいると思います。

ラパロか体外受精か悩んでいる方で時間に余裕がある方にはラパロをオススメします。

保険も利くし、術後少し痛みはありますが精神的に楽です。

その他、ご自由に

毎週日曜日、いつもメールを楽しみにしていました。

とても参考になりました、ありがとうございました。

皆さんが一日も早く妊娠されることを願っています!!

編集室より

おめでとうございます。

体外受精へのステップアップのタイミングは判断が難しいものですね。

年齢も、もちろん、大切な判断の目安でしょうが、体外受精にステップアップすることを決意することによる精神的な影響もあるのかもしれませんね。

励みになった方も大勢いらっしゃると思います。

貴重な経験を投稿いただきありがとうございました。

お元気なお子さまをご出産されますように!

※ラパロとは?

腹腔鏡手術のこと。PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)による排卵障害を腹腔鏡手術で、
排卵しやすくする治療方法です。術後1年くらいは排卵しやすくなると言われています。