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プレマタニティビクス(以下、PMB)とは、医学的な理論をベースにした、妊娠しやすいカラダをつくるための運動プログラムです。このサイトをご覧の皆さんに、PMBをより理解いただくために、このプログラムの開発者の一人でいらっしゃるディレクターの坂井英子先生にお話しをお伺いしました。

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日本マタニティフィットネス協会ディレクター
坂井英子先生

インストラクター歴23年。日本マタニティフィットネス協会ディレクター、健康運動実践指導者。プレマタニティビクスのほか、マタニティビクスやリンパマッサージ、ピラティスの指導や指導者育成にも携わる。

坂井先生は、不妊治療医の郡山純子先生とともに、PMBの運動プログラムを開発された方で、インストラクターの指導にも携わっています。ファーティリティレッスンでは、インストラクターとして、担当いただいております。

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PMBに参加してみたいけれど、運動が苦手で、体力に自信がないので、ついていけるかどうか不安との声をよくお聞きします。実際のところ、どうなんでしょうか?

細川)PMBって、その名前から、エアロビクス的な運動をイメージされるようです。そのため、ちゃんとついていけるかどうか心配される方が少なくありません。

坂井先生)そうですね。飛んだり、はねたりする、ハードな運動をイメージされるかもしれませんね。ところが、一度でも参加していただくと分かってもらえますが、PMBのプログラムは、どちらかと言えば、“動”というより“静”です。

細川)運動経験のない方でも心配いらないと。

坂井先生)そうですね。複雑な技を努力して身につけるようなものではなく、とてもシンプルなものです。実際に、これまでPMBに参加されている方は、ほとんど運動経験がない方が多いのですが、皆さん、楽しんで続けていらっしゃいます。

細川)そもそも、競技ではありませんからね(笑)。あと、身体が硬いので、不安だという声も多いです。

坂井先生)私に言わせれば、身体が硬いからこそ、PMBに参加される価値があるのです。大切なことは、「出来るかどうか」じゃなくて、「続けるかどうか」です。

細川)なるほど。

坂井先生)頑張らなくていいのです。辛いなとか、やりたくないパートがあれば、やらなくていいのです。

細川)そう言われると気が楽です。

坂井先生)また、妊娠の可能性がある時の運動って、どこまで身体を動かしていいのか、不安になったりするものです。

細川)よくよく言われることです。

坂井先生)PMBは不妊治療を専門とするドクターが、医学的な見地から開発に携わっていますので、すべての動きは、妊娠の可能性がある女性でも大丈夫なように考えられています。

細川)ドクターが監修しているので安心して取り組めるということですね。

坂井先生)はい。ただ、それでも、ご本人が心配であれば、無理してやる必要はありません。やりたくない運動があれば、そこだけ休んでいていいのです。

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PMBは、女性の性機能を高めること、すなわち、妊娠しやすいカラダをつくることに特化した運動プログラムであることが最大の特長です。

細川)すべての動きは、骨盤内の血流をよくすることにつながっていて、そのことによって、卵巣や子宮の機能を正常化し、高めることを目指していますね。

坂井先生)その通りです。PMBは、モチベーションセルフタッチ、セルフゾーンマッサージ、ナチュラルバランスムーブメント、ボディリフレッシュパート、そして、マインドリラクゼーションの5つのパートで構成されています。それぞれの内容は、説明をご覧いただきたいのですが、ストレッチやホルモン分泌ゾーンへのセルフマッサージで身体をほぐし、姿勢を改善するようなワーク、そして、骨盤内の血流を促進するようなエクササイズと、身体の柔軟性を高め、姿勢をよくし、そして、骨盤の前後左右の動きをスムースにすることを通して、骨盤内の血流を促進させるのです。

細川)全体を整えるということですね。

坂井先生)そうです。骨盤内の血流をよくするためには、単に、骨盤内だけを意識するのではなく、身体全体を整えて、「赤ちゃんをウェルカムする!」という発想が大切です。

細川)なるほど。まずは、姿勢からということですね。

坂井先生)はい。姿勢が悪いために、血液やリンパの通り道を圧迫していては、いくら、血流を改善するワークを繰り返しても、それなりの効果しか得られないでしょう。

細川)一過性の効果しか得られないということですね。

坂井先生)そうです。骨盤周囲のストレッチやエクササイズでも、腸腰筋を意識的に動かしていきます。腸腰筋は、上半身と下半身を結ぶ筋肉ですので、この筋肉を鍛えることで、股関節がスムースに動くようになり、骨盤内の血流促進につなげていきます。

細川)実際のクラスでも、それぞれの動きにはどんな意味や目的があるのかを、丁寧に説明していただけるので、モチベーションが高まりますね。

坂井先生)モチベーションだけではありません。同じように身体を動かすのに、その目的を理解し、意識するかしないかで、得られる効果も違ってくるのです。

細川)なるほど。その違いは大きいですね。

坂井先生)はい。そして、継続することで、動きのレベルや精度が高まってくるのを実感できることで、自分の身体に対して自信がもてるようになれればいいですね。

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PMBは、他力本願ではなく、自分で自分の身体を手入れして、妊娠しやすいカラダになろうという考えがベースにあります。坂井先生がレッスン中、何度も口にされるのが、“自家発電”で冷えを撃退しましょう!、そして、“天然のガードル”をして美しい姿勢を!ということ。自家発電と天然のガードルとは?

細川)自分がよくなっているという感覚を得ることはとても大切なことと思います。よく不妊治療を受けている女性に聞くのですが、不妊治療は、頑張って通院していても、身体がよくなっているとか、妊娠に近づいているという実感が持てないと言います。反対に、お薬の副作用に苦しんだり、月経サイクルが乱れたり、妊娠しにくくなっているかもしれないというような不安が大きくなったりするようです。

坂井先生)生殖医療の助けを借りなければ妊娠できない状況もあるかとは思いますが、不妊治療がすべての解決にはなり得ません。あくまで、私たちに備わった妊娠する力がベースです。不妊治療を受けていても、PMBで自分のからだとじっくり向き合いながら、手入れすることは大切なことだと思います。

細川)受け身ではなく、自分の身体が自ら妊娠しやすいカラダになるということですね。

坂井先生)そうです。PMBに参加された方は、口ぐちに冷えが改善されたとおっしゃってくれます。それは、単に受け身で身体を温めるよりも、PMBで自家発電するのが、最も効率的だからなのです。効果も長続きします。

細川)自家発電と言われると分かりやすいですね(笑)。

坂井先生)手足が冷えやすいのは、身体の末端に位置するために血流が滞りやすいからなんですね。同じように、子宮や卵巣などの女性の生殖器は、臓器の末端に位置するために、自覚はありませんが、冷えやすいのです。そして、それぞれの末端同士は連動していて、手足が冷えやすい人は、子宮や卵巣も冷えやすいのです。

細川)なるほど。

坂井先生)ですから、自ら動くことで、筋肉が血管を圧縮することで、ポンプ機能が強化されて、血流が促進され、冷えが改善されるというわけです。

細川)天然のガードルも同じ発想なんですね。

坂井先生)はい。PMBでいろいろなポーズをとることで、天然のガードルができると、無理してよい姿勢になるように頑張らなくても、一番楽な状態でいることで、よい姿勢を保てるようになるのです。

細川)よく分かりました。それでは、最後に、なかなか授からないことに悩んでいる女性の方々へ、先生からメッセージをお願いします。

坂井先生)PMBは、身体と心にやさしいプログラムです。皆さまが、安心してレッスンに参加していただけるよう、心をこめてお迎えします。かわいい赤ちゃんをその胸にだっこできる日を楽しみに、一緒に頑張りましょう。

細川) 本日はありがとうございました。

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