ドクターにインタビュー

vol.11

妊娠しやすい思考ってあるのでしょうか?

三室 卓久 先生(みむろウィメンズクリニック院長)

三室 卓久

ドクターに訊く、今回のテーマは、「妊娠しやすい思考」についてです。

“妊娠しやすい思考”というものがあるのだろうか?そんな素朴な疑問が今回のインタビューのきっかけでした。

不妊治療では、どんな治療を受けるのか、どれくらい治療を続けるのかなど、ふたりでいろいろな思いや考えを巡らせなければならない場面が多くあります。特に、体外受精が進歩、普及してからは、治療法やオプションが増えたことで、不妊治療は選択そのものと言っても過言ではなくなったように思います。

そんな時に、後々、後悔のない、賢い選択をするには、どんなことに気をつければいいのか、もっと言えば、より妊娠に近づける思考法のようなものがあるのだろうか、そう思ったわけです。

妊娠しやすい身体のこと、たとえば、生活習慣のことはよく話題にのぼりますが、妊娠しやすい思考法についてはそれほど話題になることがありません。

もしも、「妊娠しやすい思考」というものがあるならば、何をおいても身につけておくべきではないでしょうか。

そこで、みむろウィメンズクリニック院長の三室卓久先生にインタビューをお願いしました。

三室先生は、自ら患者さんとじっくりと話し合い、カウンセリング重視の姿勢で日々の診療にあたっておられるからです。不妊治療に臨むにあたって、妊娠しやすい思考というものがあるのか、もしも、あるならば、それはどのようなものなのか、これまでの先生の臨床のご経験から培われたお考えをお伺いすることにしました。

vol.11 インデックス

★三室 卓久先生 プロフィール

みむろウィメンズクリニック院長。医学博士。日本産婦人科学会専門医。
1986年聖マリアンナ医科大学卒業後、東京女子医科大学産婦人科にて臨床研修。医学博士学位取得後、オーストラリアのシドニー大学教育病院・ウェストミードホスピタル不妊センター留学、聖マリアンナ医科大学産婦人科講師を経て、2006年みむろウィメンズクリニック開院。

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