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男性不妊

人工授精

2011年10月27日

人工授精とは、精子を子宮内に注入する治療法です。人工という名前がつけられていますが、卵子と精子が出会い、受精が成立するのは卵管内で自然妊娠と変わりありません。

★精子を卵子に近づけて妊娠の確率を高める治療

精子の数が少なかったり、運動精子の割合が低くなると、膣内に射精されてから子宮頸管から子宮をへて、卵子の待つ卵管の先端まで到達できる精子の数が少なくなってしまい、妊娠の確率が低くなってしまいます。

性交で膣内に射精された場合には、卵子までの距離は約17センチメートル。人工授精によって、精子を子宮内に送りこむことで、卵子までの距離は約3セントメートルまで近くなり、精子と卵子がより出会いやすくなり、妊娠の確率が高くなります。

人工授精で妊娠が成立した最低の精子濃度は460万/ml、運動率は7%との報告があります。

★男性不妊症で人工授精が有効な治療法として推奨されるケース

・精液過少症:精液量が2ml未満で、フーナーテストが不良
・逆行性射精障害
・軽度から中度の乏精精子症、精子無力症:精子濃度が500万/ml以上
・精子奇形症:正常形態率が4%以上

★6~7回繰り返しても妊娠に至らない場合は体外受精を検討する

人工授精を6~7回繰り返しても、妊娠に至らない場合には、より妊娠率の高い体外受精へのステップアップを検討します。

ただし、精子濃度が1000万/ml未満、もしくは、運動率が30%未満になれば、人工授精による妊娠率が低下してしまうとの報告があるので、3回程度で体外受精に移行するのが得策かもしれません。

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